3月の末、そろそろ桜が咲くというニュースが流れていた頃だったと思います。

 

 少しずつ暖かくなって、いつものように朝ランに出かけました。休日だったので、

距離を稼ごうと少し遠回りして、街灯のない農道を走っていると、遠くの街灯も見えなくなる

くらい霧が深くなってきました。

 

 前から人影が近づいてきたので、少し右へ避けたところ、道路の右にある側溝に滑り落ちることに。

 

 正確には、落ちかけたので、溝の側面で慌てて踏ん張離ましたが、左足は正座で右足は

そのまま投げ出す感じで仰向けに転倒。実際にはどんな形になったのか、

正確には記憶出来ていません。

 

 起き上がってもまともに歩けなくらい、足の甲の付け根を痛めてしまいました。

 

 自宅まではおおよそ1km、帰るしか無いのですが、歩いているうちに痛みが治ることを期待して

ゆっくり歩きだしました。

 

 痛みが引かないので、昨年末にもお世話になった整形外科を受診。

 

 レントゲン撮影の結果は、「左足腓骨の骨折」(痛みが引かないはずです)・・・すぐにギブスで固定され、

「左足をつかない様に」と注意を受け(特に強く)、松葉杖を渡されました。看護師さんに、

「右じゃなくて良かったね。まだ動けるね。」と励ましているのか、慰めているのか・・・

 

 歩けるようになるまで、「4週間・・・、でも年齢もあるから6週間かな・・・」だと言う

ことだったので、桜が咲いたら孫娘を連れて、お酒を持って花見に行く(自分だけで考えていた)

と言う楽しみも、2ヶ月間の予定は全てキャンセルされました。

 

 後で地図を見ると、左端を走っていると思っていたのですが、少し前で5°ほど左に曲がって

いたので、左端が右端になっていたようです。また、人影と思ったのは、道路標識だったようです。