中ノ郷信用組合の違法労働を考える。

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記事-136 正月もお終りですね。



平成
2714()

正月も終わりですね。

明けましてお目出とうございます。あ~あ。もうお正月もお終りですね。毎日、明るいうちからお酒呑んで、昼寝してると日が経つのが早いですね。明日からはまたユニオンの仕事。
7()は旗開き(新年会)でその準備もしなくちゃ。

それが終わったらまた舞浜のディズニーランドに通わなくちゃね。え!良い身分だなって!?違う、違う。違いますよ。

ブラック企業ディズニーランドを労働紛争で攻めに行くんですよ。皆さん知っていますか?あそこを経営する会社はオリエンタルランドって言います。毎年巨額の利益を挙げ、「夢と魔法の国」なんて宣伝していますが、実際は非正規労働者を低賃金で大量に使い捨てる問題企業なんです。

舞浜のあそこには約2万人の人がいます。お客さんじゃないですよ。あそこで“キャスト”って呼ぶ、まあ従業員です。それが、に・に・2万人です。それで正社員はその内の10%の2千人だけで、あとは非正規労働者だそうです。それで更に凄いのは1年でその半分の9,000人が入れ替わるんだそうです。

去年ブラック企業って言葉が流行りましたね。ブラックかどうか判定する目安として1年で30%の社員が退職するかどうかって云うのがあるんです。それからしたら立派にブラックでしょう。

要するに仕事がきつくて、雇用が不安定で、低賃金なんです。だから「こんな筈じゃなかった。」って直ぐ辞める。でも、いくら辞めてもディズニーの幻想にひかれて応募してくる人が幾らでも居るか ら一向困らないというという訳。うまく出来てます。

具体的にもめてる人は、パレードでダンスを披露するパフォーマーをやっていた、お兄さんです。非正規と言っても17年もディズニーランドで働いていたそうです。それが昨年の3月にショウを光や映像主体にするから「もう要らん !」って放り出された訳です。
 
とにかく17年もですから、こうなると期限の定めのない正社員に準ずる者と見做すという考えが法律にあって、短い契約期間の更新を利用して簡単に解雇は出来ないのです。

ユニオンが団体交渉を申入れたらお決まりの団交拒否。今、労働委員会で団交拒否-不当労働行為の調査が行われていますが、会社は「あの人はほんとは請負だから従業員じゃなく雇用関係は無いんだ。」と見透いた言い訳をしているそうです。

非正規労働者を大量に使い捨てて人件費を節約して利益を出す。それが経営の基本になってますから、だから負けたらエライことになる。そう危機感を感じているんでしょう。でもどう見ても無理な主張ですからディズニーランドが何処まで頑張れるか見ものです。

「誰もが知っている「夢と魔法の国」が、実は若者を食い物にするブラック企業だった。」、一寸面白いって言ったら不謹慎ですかね。この話少し続けましょうね。

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