早いもので、気が付けば最後の更新から1年半以上経っていました。
2013年8月にシェルター(捨てられた犬などを養子に出している団体の施設)からうちに来た2歳のテリアミックス犬と、2014年9月には息子が生まれ、家族が増えて3人+1匹になりました。
早いもので息子も5ヶ月。初めての子育てに一喜一憂しながら、奮闘の日々です。

これからアメリカでの妊娠、出産、子育てのセオリーについて遡ったりしながら書いていこうかと思っています。
子育て自体大変ですが、英語となると要らぬストレスがかかることも。
異文化、異言語、痛感します!
よくドクターや看護師さんから、「あら、英語できるじゃない。しっかりコミニュケーションがとれているから大丈夫よ~」
と軽く言われますが、問題はそこではないよと、いつもツッコミたい。
日常会話は住んでいるのだから出来て当たり前。病院で使う用語は専門用語ばかりなのですが、(ネイティヴの夫でさえ知らない言葉もあるのですから!)通院前に予習、帰って来てから復習すれば問題ありません。
問題は、アメリカでは当たり前の事がこの歳になって分からないということ。
日本の常識なら(ある程度…:)分かりますが、アメリカの常識は一から学ばなければなりません。
これが地味にストレスだったりします。まして、AB型のくせに、意外と完璧主義な私… 正直、アメリカの子育て気が張ります。



まだまだ始まったばかりの子育て。肩の力を抜けるだけ抜きつつ!

今日のワンフレーズぶーぶー
Time flies! (fly+s=flies 不規則動詞)
光陰矢の如し!

time(時)がfly(飛ぶ)で、あっという間に時が経つという意味です。
母子共に異常がなければ、生まれて48時間で帰されるアメリカ… 昼夜問わず2時間おきの授乳が必要な最初の1ヶ月は、1日が永遠に感じたものですが、今となっては懐かしく思えます:)


「立てば芍薬、坐れば牡丹、歩く姿は百合の花」
美女の例えにこんなフレーズがありますが、我が家の裏庭に咲いた白い大輪の芍薬は甘く深い香りもとても美しい。ただ美しい観賞用の花は何となく好きではないのですが、(食べられないのでね)野生の可憐な花やこうして前の家の持ち主が植えたであろう花たちが春になってまた芽吹いて来るのがとても楽しい今日この頃です。


裏庭の一画にある御堂?の側一面に顔を出したのはチオノドクサという青紫の可愛らしい花。高山植物なんですって。4月の初めに咲きました。




な~んにも無い殺風景な裏庭。アメリカでは一般的な芝が全くありません。ですが私には理想の物件。一から庭を作れますからね。周りはドングリなどの楓の広葉樹に囲まれているので落ち葉かきが大変ですが、腐葉土でミミズがうようよ、素晴らしく肥えた土です!
真ん中にうっすら立っている2本の木は葉がつくと銀杏だということが判明!大きくなるから今のうちに伐採か。。。(特に夫が伐採推進派) 私はお茶にしたいと考えてるのですが。ちなみにイチョウのお茶は血液をサラサラにする効果がありますよ。シンボルツリーはやはり魔女の木、エルダー(セイヨウニワトコ)にしようか、スモークツリー、それとも何か実がなる木にしようか考え中。




上の2枚はクロッカス。多分、野生種かと。改めてみると可憐で美しい。何となく和風な気がするのは私だけかな?鑑賞用のクロッカスを花サフランと呼ぶんだそう。では薬用サフラン(スパイスに使われる)を植えようかしら?


御堂左の高い木は、なんと木蓮(マグノリア)でした。昔実家の裏にあった木蓮は、風呂敷のような紫色でした。

天気が悪い日が続いていたのでちょっと分かりにくいですが、こんもり薄紅色で豪華です。


家の裏もパチリ。少し剪定すればもっとモリモリ咲くでしょうか。


こちらが芍薬。嵐か花の重みで倒れてしまったので、ボンベイサファイヤ(ジン)のきれいな青い瓶にいけてみました。青い瓶が好きで集めているのですが、気がつけば花を飾る習慣の無い私は花瓶を一つも持っていません。今年こそはお気に入りをガレージセールで見つけてみようと思いますが、こうやって瓶に一輪挿しも悪くないですよね。


おまけは鹿さんのpoop 実はまだ一度も庭で遭ったことはないのですが、野菜を植えたらたくさん来るかもしれません。
少しずつになりそうですが私の食べられる庭、edible gardenをゆっくり作って行きたいと思います。


今日のワンフレーズぶーぶー
There are peony flowers blooming in the back yard.
裏庭に、芍薬が咲いた。

草本の芍薬を Chinese peony 樹木の牡丹をtree peonyと呼ぶのだそう。うちのは白芍です。
一輪挿しにすると、何となくエキゾチックな雰囲気が増します。
今年で2年目になる3月11日。 前日は日曜だったので、ミサで犠牲になった方々の追悼をお願いしました。
地震の時に出会った方々、お世話になった方々、家族や友人の顔を一人ずつ思い出しながら、改めて振り返る3月11日。

もちろん忘れられない日ですが、前進できるようにとの願いを込めて。福島に住んでいる友人達に続々と新しい命の誕生の嬉しい報告を受けて、私も精一杯生きようと改めて思う一日になりました。

心穏やかな一日になりますように。
Peace be with you.