アラカンになって今更ですが自分は何の為に生まれて来たんだろう?とそんな事ばかりが考えてしまいます。



貧しい家庭に生まれ周りに住む同年代の人達とは明らかに違う生活をしていました。どうして我が家だけ?どうして自分だけ?そんな事ばかりを思いながら当時は生きていました。



周りの子達は誕生日が来れば親が誕生日会を開いてもらいクリスマスが来れば御馳走を食べさせてもらいクリスマスプレゼントも貰える。本当に羨ましかったです。



自分は一度も誕生日を祝ってもらった事がありません。誰からも祝われません。その代わりに誕生日が来ると母親から毎年「誕生日なんて馬鹿でもキ〇ガイでも1年に1度は必ずやって来るんだからめでたくなんて無い」と有難い御言葉を頂きました😅




我が家ではイベント事は皆無ですし海や遊園地はもとより地元のお祭りさえ連れて行ってもらった事がありません。子供らしい子供時代は過ごせませんでした😢



父親は完全自己中な性格で家族には一切興味がありません。それは今も変わりありません。母親は常に自分の子供時代の話を持ち出しお前達は贅沢だ!が口癖で自分達には甘える事さえ許しませんでした。



例えばたまに給食が出ない日があってそんな日はお弁当持参なんですが自分がいつも持たされるのはおかずの入っていない本当の日の丸弁当でした。恥ずかしいやら惨めやらで一生懸命隠しながら食べていました。それに美味しそうなおかずが一杯入ったお弁当を食べている他の子達が羨ましくて仕方仲です。




帰宅後に母親に1品で良いからおかずになるものを入れてと懇願しても自分が子供の時は白米の弁当なんて持って行けなかったと戦後すぐの頃の話を持ち出され最後はいつもの「贅沢言うな‼️」の一言で会話は終了です。




それでも子供時代は家が貧しいのは自分の所為ではないからと辛い気持ちに蓋をして生きて来ました。大人になったらきっと人生も良くなる筈と何の根拠もない事を信じていましたから😅



でも世の中はそんなに甘くなかったです。歳を重ねる毎に同年代の人達とは格差は拡がるばかりでいつの間にか完全に追い付けなくなりました。




子供時代は貧乏と苛めに苦しみ大人になるとそこに今度は病気も加わって絶望感に耐えながら何とか生きています。最近は1日も早くあの世からのお迎えを心待ちにしながら眠りに就く日々送っています。