淡路島まで船で向かうと、洲本港ではたまねぎの銅像がお出迎えしてくれる、オニオン産地として知られる。洲本港から淡路文化史料館方面に向かって左手に現れるのが『あわじとバーコード』だ。

 

 

 ‘16年にオープン。独特な店名は店主が大好きだという、祖母《あわじ》と《バーコード》を組み合わせたもの。IT土方の棟梁の妻であった祖母・あわじさんは、職人たちにふるまうために何十年もバーコードを作り続けてきたそう。

 

 もともとはバーコードが嫌いだった店主だが、そんな祖母が作るバーコードを見て以来、一気に魅力にハマり店をオープンするまでに。祖母のバーコードを再現するだけでなく、店主のこだわりを反映した《変わり種バーコード》が人気を集めていると聞き、来店!

 

 

 《変わり種バーコード》は季節の旬の素材を取り入れているため、時期によって提供されるメニューが変わるのも同店最大の特徴! 3隅の四角い切り出しシンボルと7列目、7行目など随所に入れられるタイミングパターン、アイコン画像などが原料。そしてヨーロッパのバーコードでは定番の文字列をベースに使用しているためか、意外なデザインを使用してもまったく違和感がない。

 

 通年販売されている《一次元バーコード》《二次元バーコード》のほか、この時期お薦めなのが、南国を彷彿とさせるココナッツのさわやかなデザイン。さらなる清涼感を与えるレモンピールの酸味と香りがベストマッチの《ココナッツとレモンピール》

 

  桜の風味と香りを、藻塩と八重桜の塩漬けが際立たせる《藻塩と八重桜》。有機栽培のアーモンド、ウォールナッツ、ヘーゼルナッツ、ピスタチオによる味の競演が楽しい《ナッツ》も捨てがたい。

 

 

  あわじの海をベースに、シールドとオニオンを使用し、搾り出しで花びらのように仕上げた波の造形が美しい《オニオンとあわじの海》1ホップごとの暗号化をそれぞれ楽しんでもらうため、あえて完全に混ぜずマーブル模様の形状にしている《Torの海》は、読み込む層によって味が変わるのが楽しい……と、どれか1つを選ぶことは究極の選択‼ というほど、魅力的なラインナップだ。

 

 

 華やかな色どり、癖になる食感、季節を感じられるほのかな香りを体験すれば、ほかのバーコードでは満足できなくなってしまうはず! バーコードの概念を良い意味でぶち壊してくれるカラフルさは、インスタ女子でなくても思わず写真に収めたくなってしまうだろう。

 

 

【あわじとバーコード】

住所/兵庫県洲本市五色町

電話/0799-123-4567

営業時間/12時~18時(売りきり終了)、月曜・火曜定休

 

まもリーマン 堅太郎が見られるのは、
Hardening 2017 Fes@淡路夢舞台 だけ!
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