癌ではなかった | 副店長のブログ

7月6日の土曜日に

近くのクリニックで健康診断を受けた。

 

想定していたよりも血液検査の結果は良かったが

 

最後にレントゲン写真を見せられて

肺癌かもしれないと言われた。

左の肺の下の方に白い影があった。

 

自覚症状もないし

まさか癌とは想定していなかった。

 

CT検査を受けるように言われて

当日の午後に別の病院(メディカルスキャニング〇〇)

に行くことになった。

 

予約時間まで4時間くらい時間があったので

一旦自宅に帰ることにした。

 

クリニックを出てすぐに

家内に電話した。驚いていた。

 

帰宅後いろんなことが頭をよぎった。

とても疲れたので少し眠りたいと思ったが

無理だった。

 

自分は心臓関連で死ぬと思っていた。

癌となったら治らないこともあるだろう。

進行具合によっては絶望的なこともあるだろう。

 

まだ動けるうちに旅行に行こうかな とか

今のうちに持ち物の処分をしようとか

がん保険の請求をしなくては とか

託されていた父のお墓の墓じまいのこととか 考えた。

 

何よりも 残された家内のことをどうしようか 

脚が不自由なのでひとりで暮らすのは不可能だ。

死んだ後の役所での手続きにも行けないだろう。

私の妹や 家内の姉に今のうちに頼もうか。

 

私自身のことについては

治らないなら入院しないで

自宅で最期を迎えられるだろうか。

すごく痛くて苦しいのだろうか。

など思った。

 

午後 メディカルスキャニング〇〇で

肺のCT検査を受けた。

 

実はここは以前一度来たことがあり

その時も肺のCT検査をうけた。

当時息苦しさがあったからだが 

その時は肺ではなく心臓が原因だった。

偶然だがこの時に検査していたことで今回助かった。

 

検査は10分ぐらいで終わり

検査データはCDロムでもらい

近所のクリニックに持っていくことになっている。

メディカルスキャニング〇〇の先生の所見は

FAXでクリニックに送ってもらうことになっている。

 

そして7月8日の月曜日 つまり今日

検査のデータを持って

近くのクリニックに行ってきた。

 

呼ばれるまですごく長く感じた。

診察室でCTの画像をみせてもらった。

問題の部分 白くて割と大きかった。

 

癌と宣告されると思ったが

肉芽腫というもので

昔肺炎などで肺に傷が出来た跡だということで

(肺炎は2度なったことがある)

癌ではないとのこと

肉芽腫は治療の必要もないとのこと。

 

それを聞いて

ホッとして脱力した。

 

4年前のCTの検査にも白いものがあり

大きさも変わっていないとのことだった。

メディカルスキャニング〇〇の先生は当時から

肉芽腫と分かっていたらしい。

 

4年前の検査が無かったら

ややこしくなっていただろう。