カーナビが普及した今は
クルマに道路地図を置いてる人は少なくなったと思う。
でも私は地図も見たい派だ。
ナビ画面の範囲外や
現在地と目的地の位置関係とか
見たいと思う。
ナビ画面をスクロールしたり
拡大縮小したりしても
しっくりこない。
新しい道ができると
道路地図って情報が正しくないので
人生で何度か買い替えてきた。
生まれてきて
住んでた場所や暮らしてきた場所が
随分変わってくると
むかしの町並みとか道路とかは記憶の中にしか存在しない事が多い。
そして歳を取ると昔を懐かしむことが多くなった。
記憶も曖昧になりつつある中
写真で残ってない場所を思い出す手助けになるのが古い地図だ。
路線の高架化や駅前商店街の再開発
幹線道路の延伸などで町並みが全く変わってしまった。
変わる前から道路地図は使っていた。
府中市でいえば
駅前に西友があった
けやき並木には長崎屋があった
大国魂神社近くには忠実屋があった
府中本町駅前にはイトーヨーカドーがあった。
国分寺市でいえば
駅ビルができる前は連絡通路が無くて北口方面と南口方面を行き来するのに遠回りしなくてはならなかった。
昔は府中から八王子方面に一般道で行くなら甲州街道から日野橋を渡って日野駅くぐって行っていた。
いつの頃からか日野バイパスが出来てショートカット出来るようになった。
私が八王子市に住んでいた頃は
日野バイパスの工事の事は知らなかった。所々小間切れに道路つくってるなとは思った。
当時の勤め先の豊田駅北口から日野市役所に行く時に一部出来ていた日野バイパスを通った記憶があるが、どの部分か知りたい。
通っていた高校の周辺は険しい丘を切り開き大きな商業施設やマンションが立ち並ぶようになった。
駅周辺には飲料の自販機しかなかったのに。
そうなる前の地図が見たいと思う事がよくある。
ネットで古い地図が見られるサイトもあるけど私が生まれる前の地図だったりする。
あの頃持ってた地図
捨てなきゃよかったなと最近は後悔してる。