モネ•トリビュートシリーズを再開しました。
夜に描き込むと、翌朝自然光の下での印象が変わるので、また手を加えることになります。結局何度も描いては塗りつぶしての繰り返し。一歩前進して二歩後進といったところでしょうか。

大量の白を使うので、チタニウムホワイトがなくなってしまい、急遽代わりの塗料を使ったら透明感が失せてしまいました。

雨から深海へ
深海から冬の森へ
冬の森から南の空へ

まだ光の色がしっくりきません。
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再び絵の具を買い足し、風に吹かれる柳を描き込みはじめました

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絵の具切れピンチ。ガッシュなので不透明です。

冬の森だったとき↓
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'マチス未完の幻のダンス。約一ヶ月筆が進みません。

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キャンバスをカスタムオーダーしたところ、生地はナイロン製で触るとびよーんとたわむほど張りが悪いベトナム仕様でした。

とりあえず下地用ジェッソを再コーティングしましたが、お肌が荒れてるとお化粧も決まらないように、どうも荒れ肌キャンバスでは美ナ子が目指す仕上がりにはならないのです。

ところで壁に新たなコレクションが加わりましたよ♩


モチスの Blue Nude 姉妹
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モドリアーニの絵も

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陽射しで色褪せたカーテンは、刷毛につけたアクリル絵の具でお化粧直し。爽やかですね
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美ナママは実家で子供たちにお習字を教えています。

美ナ子もまた、物心もつかない頃から筆を握っていたようですが、、、こんなこと他言するのは恥ずかしい程、非常に字は汚いです。文字は心の鏡っていいますものね(恥)

学生時代には後輩に”美ナ子先輩の原稿はまるで夏目漱石の字のようですね!”と賞賛され
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↑解読不能な夏目漱石の文字。マス目を完全に無視しています

社会人になっても履歴書をみた面接官に”ぼく草書読めないんだよね。文が枠線からはみ出てるけど、もっと人が読める字を書こうよ”と指摘されて以来、下手に書道嗜んでたなどと言って恥をかくことは控えてきました。

書に励んだ日々はとうに過去に埋葬してたのですが、最近帰省するたびに老いゆく母の遺品となるであろう高価な書道用具が欲しくなり数年前に再び書をはじめたのです。

繊細な筆を使い、金粉を散らしてぼかしの入った料紙や画仙紙に詩を散らすかな書道は、すべてにおいて漢字書道よりもとてもお金がかかります。母が所有している古筆の原本や著名な篆刻家による雅号の印鑑など、美ナ子の給料では一生手が出ないシロモノ。美ナママが受賞した際に副賞として手にした翡翠のような石眼のある端渓石の硯は、硯の中の硯と言われており、書家にとってはバイオリンでゆうストラティバリ的な存在なんですラブラブ! 

では美ナ子の作品を紹介しましょう。


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マイケルジャクソンを表現しました

にんべんに夢とかいて「はかない」よみます。人が踊ってるところが気に入っています。

美ナ子最高傑作と自負してますが、鑑賞者は決まって皆回答に窮します


先日母が「美ナちゃん、もうすぐ芸術祭があるからあなただしてみる? 出品料と額装費はママだしてあげるとゆってきたので、願ってもないチャンスとばかりに出展を決意しました。

よしっ、美ナ前衛書でガツンと決めたい!
みんな白い紙に黒い墨汁で描くだろうから、美ナ子はおっきな黒い紙に白い墨液で書いて目立つのだ!!メラメラメラメラ爆弾ドンッ
とメラメラ闘志を燃やして意気込んでいた矢先、モネが夢に表れ、なんと白い書き初め用紙に白い墨液で書をかきはじめたのです。

よくみると「杏仁豆腐」や「いかそうめん」「クリームシチュー」など白い食べ物の名前を書いているのです

白内障の悪化により視力をほぼ失ったモネが、最期の睡蓮を前に美ナ子の前で白い紙に白い墨で華麗に筆を動かす様を眺めながら、美ナ子は「ああモネは光の粒子を集めてるんだわ」とぼんやり思っていました。

翌朝編集長に相談しました。

美ナ子「白い紙に白い墨で書いたら受賞できますか?

編集長「さあ、美ナ子が生きている間に世の中の人が理解するのは難しいと思います

そんな・・・ なんて正直な。




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以前、秒針だけついた純白の腕時計を森美術館のショップでみたことがあって、なんて美しい時計なんだろう、と心底惹かれたことがあります。

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こちらの腕時計”Beat”を手がけたグラフィックデザイナーの西山眞司氏はインタビューでこの時計について「僕は個人的に白が好きな色だから作ったんです。純白にしたいって言ったら、汚れるから嫌だなど現場でいろいろ言われて、だから市場に純白の時計を見かけないんだと思いました」と語っていて、ああ、いいなこうゆうのって、と思いました。

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秒針だけの時計って、時間のものさしが変わる気がします。一秒の重みが増す反面、針がぐるぐる廻る限り果てしなく時が続くようにも感じられて、一般的な'時間'の拘束から解放してくれるからです。

最近リビングに壁時計をつけなきゃ、と思いつつ、なかなか気に入ったものが見つけられずにいたのですが、この白い腕時計を思い出して自作することにしました。文字盤も針も白く塗って、壁と同じ色にしました。Invisible Clock とでも名付けたらいいでしょうか。

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時間にとらわれて行動することもなく、必要なときだけ目を細めると時間を確認することができるこの時計にとても満足しています。

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画家モチスとして、バーンズ・コレクションを語らないわけにはいきません。


バーンズ・コレクション(The Barnes Foundation)はアルバート・バーンズ氏が収集したフランス近代絵画2500点以上を擁する個人コレクション。美ナ子もアメリカにいた頃に美術史の授業で訪れたことがあります。現在のようにフィラデルフィア中心部に移転する前の、郊外メリオンに所蔵していた頃のことで、バーンズ氏が誰かもよくわからないまま教授についていった感じです。

ここの美術館で最も有名なものは、1930年にバーンズ氏の要望によりマチスが描いた中央ギャラリーの壁画《ダンス》ではないでしょうか。こんな壁画です



半円の連なったヴォールト天井の窮屈な形状を逆手にとり、マチスはそこに思いもよらぬ生命力と躍動感を封じ込めたのです!!が、あまり印象にありません。かなり高いところにある上薄暗くて、良さがわからなかったというのが本音です。

相当量のルノアールやセザンヌ、マチス、ピカソはじめ美術史の教科書に載っていたものも多々あったはずなのに、19歳だった美ナ子の記憶にあるのは一線を画してダークカラーだったフランシスゴヤの作品だけ。とても小さな、ある肖像画の瞳の虹彩が艶やかな光を放っていたこと、ただそれだけ思い出せるのです。


あの空間でバーンズのひたむきな芸術愛に感銘を受けなかったばかりか、レポートには“ルノアールがいつもハッピーハッピーなパステルカラーで、みてるうちにどれも似たような構成で疲れました。ピカソの方が面白いのに”というようなことを書いたようです(それすら記憶にない)。


実はバーンズの壁画は公開されていないものがもう2点あります。マチスはバーンズ氏の依頼で巨大なキャンバス壁画を仕上げましたが、寸法が建物の実寸よりも僅かに小さいことを知らされ、別の寸法の作品を急遽仕上げてアメリカに送りました。それが今日バーンズ・コレクションにある壁画で、却下された最初の作品はそのまま人知れずフランス国内に留まり、1993年にパリ市立美術館の所蔵に帰しました。そしてもう一枚存在する未完の『ダンス』がこちら

学芸員の友人からきいて初めて存在を知りました。そこで今美ナ子の中では『未完のダンス』完成プロジェクトが進行しています。14メートルの実寸大にとはいかないのですが、画家モチスとしてマチスへの敬意を捧げたいと思います♡image


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