ホメオスタシスによる調節って5つほど有るんだけど学生時代から気になっていた体液の電解質調節について。

なぜ気になていたかと言うと通常人のpHは7.4(7.35~7.45)でわずかにアルカリ側で一定に保たれています。
それが体液のpH6.8以下か7.8以上で死につながってしまう、ほんのわずかな変動が死につながってしまうと言うことが気になっていたんです。
学校ではホメオスタシスについては後半ちょっとだけしかやらなかったので。
リンパケアインストラクターになってからホメオスタシスによる体液の調節は気になっていたところでこれも再勉強です。


先ずpHとは何か=水素イオン濃度指数のこと、血液の塩酸基平衡はpH7.4です。

体液の電解質調整について

体液とは細胞内液と細胞外液に分かれます細胞外液は間質液(間質リンパ)と血漿に分かれます。

細胞外液はその全体量、電解質のイオン濃度、浸透圧、pHは常に一定に保たれています。

ではどのように保たれているのか。

1)細胞外液のpH調整
細胞外液のpHは7.35~7.45でわずかにアルカリ側。
pHが正常より低ければアシドーシス、高ければアルカローシス。

組織の代謝により大量の酸性物質が体液中に生じます、それでも血中pHが一定に保たれる3っつの働き。

(1)体液の緩衝作用(主として血液)
緩衝作用とは=酸性イオン(H+)やアルカリ性イオン(OH‐)を中和する作用のこと。
H+(水素イオン)、OH‐(水酸化イオン)で水が電離して生じます。

血液中には緩衝作用物質が存在しています、重炭酸塩、リン酸基、血漿タンパク、ヘモグロビン、これらの物質によって緩衝作用による中和が行われます。

(2)呼吸による調節
CO2濃度が上昇して酸性に傾こうとすると呼吸運動が亢進して体液中のCO2が肺から多量に排出され、体液pHは一定にたもたれます。
呼吸器疾患
   ↓
CO2が排出されない
   ↓
体液中のCO2増加
   ↓
pHの低下
   ↓
呼吸性アシドーシス


 過呼吸
   ↓
CO2の過剰排出
   ↓
体液中のCO2減少
   ↓
pH上昇
   ↓
呼吸性アルカローシス

(3)腎臓などによる調節
腎臓では過剰なH+を尿中に排泄し、HCO3-(重炭酸イオン)を再吸収しpHを調節します。

腎機能の低下
   ↓
体液中のH+が排泄されない
   ↓
pH低下
   ↓
代謝性アシドーシス

代謝性アシドーシスは他に
・下痢でアルカリ性腸液が大量に失われる場合
・糖尿病によるケトン体(脂肪酸ならびにアミノ酸の不完全代謝産物)等の酸性物質の大量産生

代謝性アルカローシス⇒嘔吐などで胃液中の酸が大量に失われpHが増大する場合


これがリンパケアとどんな関係があるのか?

ここからは私見です。

リンパケアは細胞外液を対象にしていますここで間接的に体液の緩衝作用をケアしています。

胸腔を開いて安定させることで呼吸による調節をケアしています。

腹腔を開いて安定させ腎機能をケアしています。
リンパケアの最中にトイレに行く人、リンパケア後にトイレに駆け込む人が沢山います。

リンパケアは細胞単位で人の身体をお世話しているんですね!




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