まずは最後まで読んでみて下さい
知り合いの日記から転載させてもらいました。
医療関係に従事されている方の日記です。
まずは色んな方に読んでいただきたいと思います。
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「みんなに知ってもらいたいこと」
*用語の使用として
日記の中で(あなた)という言葉を使用しますが、(あなた)はこの日記を
読んでいただいている(貴方)ではありません。
(貴方)はこの日記を読んで頂いている方を意味します 。
コメントは無理に書いていただかなくても構いません。
ただ、読んでほしいです。
医療の崩壊は始まっています。
採算の合わず、医師不足の小児科の診療を辞めてしまう病院が
増えています。
産科でも医師が足りず、ハイリスクの妊婦は妊娠初期に
ハイリスク妊婦であっても、受け入れてくれる病院を探さなくては
なりません。
臨月近くに他の疾患で倒れても、受け入れてくれる病院がありません
下は某ブログからの転載です。
医療従事される方は具合が悪くなるかもしれません。
●なんで急患の受け入れを断るの?
・(人員・設備が足りない…などの)物理的問題で、(受け入れると
犯罪になってしまうケースがある…などの)法的問題で「受け入れ不能」
だからなんです。
●なんで「専門外だから」が断る理由になるの?
・「専門外の患者を受け入れるのは犯罪」という司法の判例
(奈良心タンポナーデ事件)があるんです。
●ベッドが無いなら、廊下で治療すればいいんじゃないの?
・「設備不十分な状態で患者を受け入れるのは犯罪」という司法の判例
(加古川心筋梗塞事件)があるんです。
・そもそも、「ベッド」「ベッド」って言われてますけど、病院でいうところの
「ベッド」は、心電図とか、酸素マスクとか、呼び出し用ボタンとか、それを
管理する人員とか、それら全て「込み」ですからね。もはや「ベッド」というより
「設備」と言ったほうが適当かも。
●応急処置してから、他の病院に移すのは駄目なの?
・「応急処置の後、他病院に転送するのは犯罪」という司法の判例
(上に同じく、加古川心筋梗塞事件)があるんです。
●なんで、一度断った病院が、後になって受け入れるなんて事があるの?
・救命中であった患者が「落ち着く」か「亡くなる」かのどちらかで、
病院側に「空き」が出来たからです。
●有名人や金持ちだったら嬉々として受け入れるんじゃないの?
・西村真悟議員の息子の飛び降り自殺…アレも、重度のうつ状態で
入院の必要があるとされながらも、「ベッドが無い」という理由で入院
できませんでしたよね。もはや、コネやカネではどうにも出来ない程に、
患者の受け入れが困難な状況なんです。
●ぶっちゃけ、人の命より金儲けのほうが大事なんでしょ?
・金儲けのほうが大事だったら、そもそも、不採算部門である救急なんて、
最初からやりません。
●医師が足りないなら、海外から医師を呼んだらいいんじゃない?
・本国より遥かに待遇の悪い日本に来る理由が見当たりません。
…というのも、実は、日本の医師の待遇は、諸外国のソレよりも遥かに
悪いんです。
●ドクターヘリを導入したら?空からなら直通でしょ?
・ヘリを導入するにも、周囲の建物が邪魔で安全に飛べなかったり
(ビルに激突、民家に墜落…の危険性あり)、ヘリポートのある(作れる)
病院が少なかったり、騒音問題で導入を反対する住民がいたり…など、
色々と問題が山積みなんです…。
・あと、ドクターヘリを必要とするほどの重症患者を扱う「3次救急」自体の
数が減っていることも問題の一つとなっています。
●救急病院が急患を受け入れられないなら、救急病院を辞めちゃえば?
・現実に次々と辞め…ていうか、潰れていってるんです…。
・特に、重症患者を扱う「2次救急」、救急最後の砦である「3次救急」が
減っていることが深刻な問題となっています。
●1次・2次・3次って何?どれも救急病院じゃないの?
・救急病院は、患者の緊急度の度合いによって「1次救急」「2次救急」
「3次救急」と種別されています。
・「1次救急」は、入院や手術の必要が無い患者が対象、「2次救急」は、
入院や手術が必要な患者が対象、「3次救急」は、1次・2次では
対応できないレベルの重症患者が対象となっています。
・ここ数年、救急医療が不要なレベルの軽症患者が、夜間救急…特に
「2次救急」「3次救急」に駆け込み、夜間救急がパンク状態になっている
事が、深刻な問題となっています。
●2~30件も断わられる事なんてあるの?
・大多数の救急が、マンパワー不足・キャパシティ不足のために、常に
パンク寸前(or 本当にパンク)の状態に陥っており、2~30件、いや、
それ以上断られる可能性は、大いにありえます。
・また、過重労働で医師が倒れる、燃え尽きて退職…などで、救急を
辞める病院も出ており、今後は「受け入れ不能」状態が加速、最悪、
「たらい回せる病院」すら無くなり立ち往生…という事態もあり得ます。
これを読んで昨日は一睡もできませんでした
これからは(あなた)のお話を書きます(あなた)という表現に気分を悪く
されたら申し訳ありません
*の用語の使用を思い出して読んでみてください
・(あなた)は救急外来を受診して「2~3日前から調子悪かったけど、
平日や日中は仕事があるので今日きました」といいます
・(あなた)は「救急なら早く診てくれると思って」といいます
・(あなた)は同じ理由で「救急車で行けばもっと早く診てもらえるから」と
救急車で来院します
・(あなた)は「救急外来なのになんでこんなに待たせるんだ!」と怒ります、
時には対応するスタッフに掴み掛ったり、突き飛ばすこともあります
・(あなた)は「具合が悪いのだから順番を早くしてくれ」といいます。
でも同じような症状、もしくはあなたより酷い状態の患者さんをが、
あなた以上に待っているかもしれません
・(あなた)が来院した際は待っている患者が居ないのに1時間以上待たされ
ました「どうせ休んでたんだろう」と怒ります。でも医師は外来患者が居ない
時間に病棟で待っている患者の治療をしていたんです
・ 入院中の(あなた)は痛みや苦しみで辛いのに、外来診察中という理由で
入院しているのに待たされます
・ (あなた)の家族が今まさに旅立とうとしているのに、他の患者を診察
しているのでまだ来てくれないのです
・ (あなた)は「夜勤の間は寝ているのだろう」といいます。でも昼間に
出来なかった仕事の残りをしていたり、夜勤時間に行う処置の準備を
しています。昼間できなかった(あなた)の情報を収集したり、看護の計画を
立案評価しています
・ (あなた)は「待たされるのは、医療者の怠慢だ」と言います
これを読んだ(あなた)は「そんなに辛いなら辞めればいいでしょ」というかも
しれません。だけどその無責任な一言と、責任の重さに耐えられなくて、
訴訟が怖くて辞めていった結果、医療の崩壊が起きたんです。
最近も妊婦さんが違う疾患で移送できそうな病院を何件も断られ、受け
入れてくれたものの、移送先の病院で亡くなってしまったし、そして小児科医
の中原利郎先生の過労死。
この二つの事件の直接の引き金は行政の対応や診療報酬の低さ、
病院側の管理責任かもしれないですが、この二つの事件を取り巻く環境を
作り出す歯車のひとつは(あなた)であるかもしれません。
(あなた)は「健康だから自分に病院は関係ないから」というかもしれません。
(あなた)は(貴方)ではありませんが、(貴方)の周りに(あなた)は居ます、
それは愛する家族かもしれないし、大切な友人かもしれません。
私も(あなた)の一人でもあります。
正当な治療や看護が受けられない、医療ミス・・・それで訴えられるのは
当たり前だと思います。関係する医療者は罰せられても仕方ないとも
思います。でもしってほしい、(あなた)と同じように病気を抱えならが仕事を
している医療者を、(あなた)と同じように病人を抱えた家族を支えているかも
知れないことを。
自分も感染する恐れのある病気の治療にあたる事を、その病気を家族や
友人、お腹の子供に感染させてしまうかもしれない事を。
医療者が被害者のように見えるかもしれませんが、本当の被害者は
(あなた)です。(あなた)、もしくはあなたの大切に思う人たちがこの医療を
受けられなくなるかも知れないんです。
(あなた)は「辛ければ辞めればいい」というけれど、(あなた)だけではない
(あなた)がほかの医療者にも同じ事を言っているかも。
次々やめていった医療者・・・最後の一人になってしまった結果が中原先生で
あったりします。少子化と経営効率になやまされ、辞めていったスタッフの
負担を背負いすぎての自殺です。自分の娘さんに「医師にだけはなって
くれるな」という言葉を残されたようですが、娘さんはそれに反して小児科医を
されているそうです。
亡くなった中原先生は一人だけ、でも中原先生がこの先救えたかも知れない
命もあったのだと思います。医療者が一人辞めるたびに(あなた)もしくは
(あなた)が大切に思う人が旅立たれるかも知れないんです。
最後まで読んでくださった(貴方)・・・有り難うございます。
もしかしたら違う考えの方もおられるとは思いますが、わたしの思ったこと
ですので、勉強不足な点の補足をしていただいてもかまいません^^;
ただ(貴方)の優しさと微笑が医療者に気力とプライドをもって頑張れる力を
与えてくれるんです。
(あなた)にも(貴方)にも医療の崩壊の犠牲となってほしくありません。
そして全ての人が優しさでつつまれますように。
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最後まで読んでいただいてありがとうございます。
人それぞれに思うことがあると思いますが、私自信も一人でも多くの方に
こういった事に関心を持っていただきたく思い転載させていただきました。
今回は医療関係のことについてでしたが、医療関係のみならず
色んな分野で『ありえない』事実が起こっています。
一人一人が関心を持ってこういった問題を解決していけない時代なのかも
知れないですね。