今年に入ってから、ずっと気になっていたこと。
手術を受ける前に、他県に住む実家の両親に会いに行くこと。
病気の事は報告していないので、私の事は元気だと思っている。
会いに行くか迷っていたが、以心伝心なのか、３月の土曜日の朝、母親から
暫く会っていないので私の顔が見たいと言ってきた。
私は、４月上旬に行く予定を伝えた。
当日東京駅の大丸でお土産と明日の朝のパンを購入し、新幹線の中で食べるお弁当を
買い、久しぶりにのぞみに乗車しました。
電車の中で外の景色を眺めながらお弁当を食べるのって楽しいんです
。
地元の駅に到着後、喫茶店に入り、のんびりとコーヒーを飲んでから、実家に到着。
久しぶりに会った両親は、父親は変わっていなかったのですが、母親は少し年を
とっていました。
母は認知症を患っており、前までは同じ品物を何個も購入しているとは聞いていたけど、最近は食事の支度、洗濯なども出来なくなり、父が家事をして面倒を見ていると
説明されました。
買い物が好きで、よく近所のスーパーに行っていたのに・・・
そんな両親に、脳に腫瘍ができて手術するとはとても言えません。
母からは、「元気そうで前に会ったときと変わっていない」と言われ、私は
「元気だよ」と返事をするのみでした。
翌日、父に昼食に誘われ、３人で食事をして、駅へ向かったのですが、母は
「また来てね」と元気に手を振ってくれました。
