iwao's diary

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車、バイク、時計、ミニカーなど、お気に入りを徒然なるままに、、、

やっとカテゴリーの設定を完了しました。過去のブログはリンクや外部からの画像の貼り付けが飛んでいたりしますが、その辺はご勘弁くださいませ~

先日、隣町の妹から「お兄ちゃん、何か昔、雑誌に載ったって言ってた編み物の本が家にあったよ、」と連絡があり、「おお、それって男が編む!!ってやつやろ、懐かしいなぁ~ 持ってきて!」とお願いして、昨日、家に持ってきてもらいました。これです下差し

 

チャレンジニット―男が編む 日本ヴォーグ社 昭和57年10月発行

 

これになんとiwaoが登場しております~~~(笑)

 

当時22歳、大学4年生~留年していて5年生でしたけど(爆) 前の下宿先、練馬の内田ビルという学生アパートに一時期一緒にみえたJ大学のFさんから「お~い、暇してる?ちょっとお願いがあるんだけど、バイトの話ね、」と連絡がありました。なんでもFさんが就職した日本ヴォーグ社で、雑誌の新企画があって、暇そうな男子学生を探しているのだとか、、、

 

あのさぁ~ ちょっと編み物やってくんない?まぁ詳しくは会社で話すから来てね~って感じの軽いノリだったので、のこのこお昼でも奢ってもらえるかなぁ~なんて思って会社へ行ったら、編集担当の女性から話があり、全く未経験の男子学生にセーターを編んでもらうという企画です。今回、男性をターゲットにした編み物本を出すので、その中の企画ものです。やってもらえるかなぁ~~~と、言われ、、、

 

えぇ~、セーターっすかぁ~ 小学校の家庭の授業で編み棒(かぎ針)で刺繍みたいなのはやったことがあるけど、いきなり2本の編み棒でセーターは無理じゃないですかぁ~と、、、

 

そしたら、「いいの、いいの、それで、今回は全く未経験の男子にチャレンジしてもらうという企画なんです。指導はちゃんとしますから、チャレンジしてもらえますよね!ね!!」と、、、

 

う~む、Fさんに頼まれているし、「もし、できなかったら、ごめんなさいって感じでもいいんですか?」と弱気に聞いてみても、「大丈夫、大丈夫、、、」お~い、何の根拠も無い大丈夫やん!とは思ったものの、その少々強引かつ、楽観的な展望に、じゃあ、まぁやってみますぅ~~~と返答するしかなかったという感じで、安易に引き受ける事になったのです・・・

あっ、もちろん割りと良かったバイト代にも目がくらみましたし、、、w

 

 

さて、それからは、最初のゲージ作りからスタートして、会社が大学からも近かったので、時々、編み物の先生にマンツーマンで手取り足取り(足は取られませんでした)教えていただき、何とか製作を開始したという感じでした。

 

 

そして、、、それからが試練と鍛錬、時々溜息・・・フゥーハァ、(*´Д`)

 

では、次はここまでね、1週間後に持ってきてね! そして期限の1週間後、う~む、まぁまぁかな、この辺はもう一度やり直しね、、、等々

 

まぁ、少しずつ面積が増えてくるセーターの一部分を袋に入れての、会社への足取りが重い日もあったかな・・・ もう、かれこれ40年以上も前の若かりし頃の思い出ですが、それなりの充実感と重圧感を感じながらの編み物修行でございました。

 

まぁ、編み物教室なら授業料が要るけど、タダで先生から教えてもらえて、おまけにセーターが出来て、アルバイト代も稼げるやん!とポジティブな思考に切り替えようと思いつつ、チマチマと編み棒と一人下宿で格闘しておりました。

 

編み物って、おば様方が待合室とかで袋から毛糸を取り出して、編み棒でリズミカルに編み込んでいく風景を漠然とイメージしていたのですが、いざ、我が身でそれができるかというと、周りの目が気になるし、とても器用には編み棒を扱えない自分の姿しかイメージできず、チャレンジニット、男が編む!!というタイトルとのギャップを感じる事が多かったです・・・

 

まぁ、何か自分が小心者っぽい、いや、明らかに小心者やん!と自問自答し、もっと堂々と衆目を気にせず、編み物やったらえぇやん!と、ある意味、開き直り、チマチマから黙々と編めるようになった頃には、もう、かなりのセーターのパーツが完成してきたって感じでした。

 

 

やっぱり、何事もまずやってみないと、そして慣れないと、自信もつかないし、人の目も気になったりしますよね。それが、いろいろ失敗しつつも、やり直しつつも、段々と完成に近づいている感が出てくると、自信がついてきて、やってる感が出てきて、これって案外楽しいやん!てな感が出てくるんです・・・

 

 

最後は、何か凄く達成感を感じる事ができました。やったぁ! 自分のセーターできたぁ~~~って、、、(^^)

 

 

iwao、大学4年生(5年生)の夏が終わりました。。。

 

 

その後、この本に出ている中途半端な長髪も、リクルートカットにして、この本が出版された頃は、就活に挑んでいましたが、何か、このバイトのお陰で、小っちゃい自信がついた気がしています。

 

為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり ってな感じかな(笑)

 

以上、追憶の「チャレンジニット―iwaoが編む!!」でした。チャンチャン 

 

上差し この第1号にちょっと携われたのも、何かのご縁でしょうねぇ~ 

 

我が青春の思い出です~~~ ニコニコ