こんにちは
書道家の西井友博です
前回の記事の続きになります
episode.1はコチラ
彼は作品を受け取ったとき
「何これ、めっちゃかっこええやん!
マジ嬉しいわ、ありがとうな」
と僕の想像以上に喜んでくれ、また
「てか、お前こんなんできるん?
すげーな!」
とも言ってくれました
ただ、僕は照れ隠しもあり
「こんなん誰でも書けるやん、そんなたいしたことないし」
と、最初は素直に受け止められずにいました
子供の頃はもちろん、社会に出てからも
何か取り柄があるわけでもなく
自己主張も全くできず
自分なんていなくても誰も困らないし
いる意味ないんちゃうん
何の価値もない人間だと思って
これまで生きてきました
彼はもちろん
一緒にいた他の仲間たちからも
たくさんの称賛の言葉を浴びせられるうちに
これってすごいことなんや
しかも自分の書いた作品で
本人が喜んでくれているだけじゃなく
周りの人も盛り上がってくれている
初めて人の役に立てることがあった
人に価値を与えられることがあった
本当に嬉しかった
これで喜んでくれるなら
もっとたくさんの人に
喜んでもらいたい
自分の存在価値を感じたい
その日以降、作品を欲しいという人には
無償で書き続けました

