炎上…

ネットを介して、
特にSNSを通じてお客様にコミュニケーションをしようとすると、
どうしても考えなきゃならないテーマ。

僕も仕事柄、クライアント様から

「今はSNSだと思うんですよね!
 うちも是非SNSで成功したいっすよ!」

とのご要望を賜ることが多いんだけど、
その都度、

ちゃんとSNSの違いや、気を付けるべき点を知っていってるのか?

とお伺いするようにしている。

「多くの場合、競合他社がやってるからうちも…」
という、

そもそも差別化にならねーじゃねーか!
と危うくツッコミそうになる、
横並び発言…。

本当に上手くやらないと、労力的なことはもちろん、市場への印象も逆に悪くなりかねないのだ。

それは、前職で同じような施策をまとめる立場にいた経験で、
あまりにも危うい場面にあったから。


さかのぼること10年前、
ちょうどtwitterで、東急ハンズさんやローソンさんといった企業の「中の人」が
気軽に直接コミュニケーションをしてくれることが、
ネットユーザーに受け始めた時代、
前職でも同様ニーズが生まれることとなった。

そこで、ネット関係の部署におり、
最も若手でこのあたりが詳しそうというイメージだけで白羽の矢が立った僕が、
マネジメントをすることに。

新店舗開発という流れもあって、
えいや!って感じで店舗の担当者たちが、
僕の懸念とは裏腹にではあるが、
twitterでつぶやいて集客作戦をすることになった。

しかし、もともとのやる気に反して、
僕が心配していたことが現実的に…。

まず、ちゃんと定期的につぶやかない、
もちろん労力的なこともあるんだけど、
なんかすぐ飽きちゃってるというものだったり、

botかよ!っていうくらい、
機械的なメッセージしか投げない。

そして最悪なのは、

リテラシー!ないんかい!
ってなる、
見せちゃダメな中の人の要素をだしまくること…。

その中でも衝撃だったのが、

「早く家帰りたい!」

「今日の予算100万!」

「腹減った!」

など、公式twitterやけど!

と思うような、つぶやきをする方も多く出てくるように。


結果、
「何をコミュニケーションしたかったんだ」
ということの欠如が露呈し、

あえなく1ヶ月のキャンペーンとして幕を閉じることとなりました。

あれが10年前なんだけど、

昨日も同じような依頼が…

昔よりもネット上の発言がナーバスな事態を生む可能性が高まってるから、
まずはなぜやるのか、そして何を伝えたいのかっていう「コンセプト」を
なんで考えなくてやるんだろうと思ったり。

普通の対面でのコミュニケーションでは気が遣えることが、
企業戦略において、それもネットでできなくなるのはなぜだろうか。

うむーと悩んでしまった。