ナンセンス...

なんであんな馬鹿なことをしてしまったんだろう…。

飲み会で無駄にハッチャケてしまった後、
好きな女の子の前で受けを狙いすぎてタダすべりした後、

日を跨いで突発的に恥ずかしくなることがある。


しかしその逆に、男性なら恐らく共感される方も多いと思うのだが、

「ナンセンスでなければ!」
とスイッチが入る時がある。

それは僕にとって、高校の同級生たちと会うとき。


「ダウンタウンのゴッツイいい感じ」に激しく感化された学生が大半を占めるという、残念な男子校に通っていた僕らの、その当時の行動原理は、
「若干エキセントリックな、おもろさ」
であった。

よって、そんな時代を共にした友人と会うとなると、ただ普通の食事会にはまぁならない。

先日も、僕が関西に戻ってきたから呑みにいこうやとはなったのだが、
今回の発起人、若干ではあるがインパルス堤下さんに似たY君が、当初行く予定のお店道中突如、
自問するような感じで、こんなことを言い始めた。

「...男3人で、焼き鳥て。

   何がおもろいねん‼︎」


え!店選びにおもろさいる?

という、
僕ともう一人の友人S(大手都市銀に努めるクールな男)の視線を気にもせず、僕らの先頭を歩いていたYは、ふと振り返り語気を強めて、

「戦わへんか⁇」

と渇望の眼差しを向けてきた。

ちなみにこの戦うとは、
この文脈では、
僕らの中で、ある種のフードファイトを意味する...。


コレステロール値が徐々に気になり、特茶をAmazonで箱買いしている僕としては、何を言ってるんだ!と、
断固お断りしようと思ったところ、
僕より先にいつもクールなSが先に口を開いた。


「...久しいなこの感じ。
   たぎる...。」


あ、そうだった、

Sは今でこそシュッとしたクールガイであるが、
もともとは、お気に入りのシャーペンを「神器」と呼んだりするような、いわゆる中二病ホルダーだった。


僕の関西カムバックお祝いのはずが、
二人の高校のノリスイッチが入ってしまったことにより、
結果「餃子の王将」でどこまで餃子を食べれるか勝負することに...。


取り急ぎ餃子12人前(1人4人前)からスタートすることになるのだが、
そこは王将。

美味しくて最初はサラッと頂けるものの、
4人前を食べ終わるころにはかなりの満腹感を感じるように...。

普通であればここでやめるところであるが、僕もやる気スイッチが入ってしまったため、更に4人前をオーダー。

最終的には20人前を平らげ、僕が勝利することになるのだが、
おかげで胃は重たいは、
口はニンニク臭いわで、
何のための戦いだったのか、
本当ナンセンス...。

でもこんなバカなのことできる仲だからこそ、10年以上も付き合ってるんかなぁと思ったり。


Madeon 「Nonsense」の和訳はこちら