皆様筋トレやってますか?

本日はプロレスラー ビリーケン・キッド流

筋トレをやる時に僕が気にしているポイントをご紹介します。


『別にムキムキになりたくないからやらない』

大丈夫です

そんな簡単にムキムキにはなりません

『筋トレすると足が太くなるから嫌』

大丈夫です

そこまで太くなるには相当やらないとなりません

筋肉があって悪いことはありません

立つのも歩くのも筋肉が必要です

いつまでも自分の足で立って歩けるよう

自分の手でご飯が食べれるよう

今から少しずつ筋トレをやりましょう

というわけで

僕がウェイトトレーニングをする上でのポイントを少し紹介します

トレーニングを知ってる方からしたら

『そんなん当たり前やーん』

な話ですが、そんなあなたの思いは

『ええやん!ええやん!イエーイ!ワーッハッハッハ!』

と笑いヨガで吹き飛ばします!


○1日で全身はやらない

当たり前ですが分割方をしてます 

分割方とは胸なら胸の日、背中なら背中の日というように1部位を集中して鍛えます

今から20年以上前、何も知らない21歳の僕がメキシコのジムでウェイトトレーニングをしていたときです

いつものように

スクワット(足)
ベンチプレス(胸)
ラットプルダウン(背中)
アームカール(腕)
ショルダープレス(肩)

と全身を鍛えているとプロレスの師匠であるブラック・パワー先生から

『お前はダイエットをしたいのか?』

と言われました

『いいえ体を大きくしたいです』 

と言うと

『それなら胸なら胸、背中なら背中と言うように1日1部位だけ鍛えろ』

と言われました

ブラック・パワー先生は身長は僕より低いのですが、ただ者ではない肉体をしています

そんな方から言われたら説得力ありますよね

それからは先生の組んでくれたメニューを何も考えずにやりました

今から思えば『分割方』はいいのですが、先生が僕に課したメニューはめちゃめちゃな部分もありました

例えば足のトレーニング

『最初にスクワット1000回やってから100キロのバーベルを担いでスクワット』

スクワット1000回は何のため?
ウォーミングアップにしてはやり過ぎですよね?
最初からバーベルスクワットをやればもっと重い重量も上げられて筋肉も発達したのでは?

…と今なら思いますが

当時全く知識のない純粋な僕は

『これがプロレスラーのトレーニングなんだ』

と何の疑問を持つことなく先生から言われて事を黙々とやってました

若いって凄いですね!

良い子は真似しないで下さい。


○足は週の前半でやる

週末にプロレスの試合がある場合、足の筋肉痛が残ると試合に影響が出るので困ります。

土日が試合なら基本的に月曜か火曜日にやります。

火曜日の足のトレーニングをやって土曜日に筋肉痛が残ってる事もありますが、その時は

『試合には支障がない』

と念じているので大丈夫です。

『最近を痛めていてしばらく足のトレーニングが出来なかったが痛みが無くなったのでやろう』

と思ったら水曜日の時もあります。

その時は足のトレーニングはやらない週にするか

軽い重量で回数を多くしたりセット間の休憩を短くしたりメニューを変えたりして

『足のトレーニングをやったぜ』

と納得させます。

ここでやり過ぎては試合までに疲れがとれず、試合中すぐに足が疲れて重くなり焦ります。

数年前の事です

全日本プロレスのゼウスが試合前日に高重量でスクワットをガンガンやっているのを見ました

その時自分に言い聞かせました

ゼウスはゼウス

僕は僕

同じ人間

ですが

人間は同じ

ではないのです

人それぞれ個性があり、それぞれ自分にあったトレーニングがあり目指す方向も違うのです

…と自分に言い聞かせました。

特にスクワットは全身を使うので体のダメージが激しい

足のトレーニングの日は憂鬱になりますが

最近は

『わーい!足の日だ!今日は何キロ上がるかな?』

と気持ちを前向きに持って行くようにしてます

何でもそうですが、前向きにとらえないと楽しくない

しんどいだけでつまらないのでどれだけ

『楽しんでトレーニングをやれるか』

は大事だと思います

なんでもそうですね!
楽しんでやらないともったいない!


○無理をしない

一時期

『多少怪我をしてもこの重量を上げよう』

と思って高重量ばかりやっていたこともありましたが

44歳になった今は

『怪我をしたらトレーニングが出来なくなるし、そもそも試合が出来ないではないか』

と思い無理して1回しか上がらないMAX重量にチャレンジすることは無くなりました。

今でも

『何キロ上げた』

とか選手から聞くと

『よーし俺も』

と多少思ったりもしますがそこをグッと堪えれます

いかに狙ってる筋肉に『効かせるか』が大事なんだ無理したらアカン

何事も細く長く続けるのが大事ですよね。

MAX重量には挑戦しなくてもしっかり筋肉に効かせて追い込めばいいんです。

基本的に10回×3セット出来る重さでやってます

10回上がらなくなったら次のセットは少し軽くします

本屋さんで

 「『この重量で10回上げなければ母親が悪者に殺させる』と思って必死で上げるのだ」

と書いてある本を立ち読みしましたが

すみません僕はそこまで追い込んでいません

ちなみにその本の作者は

『正直何度も母親を助けられなかった事がある』

と書いてあり

笑ってしまったのでそのまま本を持ってレジへ行きました。

怪我をしないギリギリを見極めるのは難しいですが怪我をしたら駄目なんです

ある日ゼウスのジム『キングジム』での事

スクワットをやっていた僕は目標である10回をギリギリ上げました

『ヨッシャー!』

と思った瞬間

後ろから見ていたゼウスが

『あと2回』

と言いました

マジかよ!

ギリギリ10回上げたのにここからあと2回も?

後ろでゼウスが見ているのにこのまま担いだバーベルを戻す訳にはいかない

『やるしかない!』

気合いを入れ直して

どりゃー!!!

ぐぬぬぬぬ……

ブハーッ!上がった!

よしっ!あと1回

行ける行ける行ける(と心で念じる)

どりゃー!ぐぬぬぬぬ…

ぬぬぬぬぬ…

ブハーッ!ヨッシャー!
上がったー!!
上がったぞー!!!!!

『もう限界』と思ったところから2回も上がるとは!

まだ『限界』ではなかったと言うことか…

ありがとうゼウス!

この時はアドレナリンが出ているせいか

『腰が少し痛いな』

ぐらいの状態だったので

足のトレーニングメニューを最後までしっかりやれました。

しかし翌朝起きると腰へのダメージがひどくトレーニングが出来ないので、整体へ治療に行くことに。

つまり

『やり過ぎてはいけない』

と言うことですね

怪我をすると言うことはフォームが崩れていたのでしょうか?

限界を越えたのと引き換えに腰が破壊されました

こうなってはいけません。

皆様もお気をつけください。


○フォームが大事

怪我の原因の1つとして

『正しいフォームで出来ていない』

があります

高重量になれば怪我のリスクは増えます

さらにフォームが崩れては更に怪我をする危険性が高まります

軽い重量ならフォームが乱れても怪我をする危険性は少ないかもしれませんが、トレーニングの効果は少ないですね

どうせやるなら効果的なトレーニングをしたいですよね?

なのでまずは軽い重量でフォームをしっかり確認します

ウォーミングアップとフォームチェックを一緒にやるということですね

重い重量を持ち上げたい気持ちは分かります

僕も昔はめちゃめちゃなフォームで高重量を上げようとトレーニングをしていました

ある日ジムでベンチプレスをしていると

『お尻を浮かせないで、しっかり台に着けてやった方がいいよ』

とごっつい体したジムの会員さんから言われたのでやってみると

さっきまでウォーミングアップで扱ってた重量ですらやっとこさ上がる状態

全然上がらない!

どういうことだ?

それからフォームの重要性を少しずつ感じました

最初の頃は

『この前まで上げられた重量がフォームをしっかりしたら上がらなくなった』 

と言う事実を受け入れられず 

『ホントにこれでいいのか?』

とモヤモヤしていましたが

よくよく見ると凄い体をしているジムの会員さんはみんなフォームがしっかりしている

本を読んでもフォームの重要性が書いてある

このままではマズイ

徐々に考えを変えていきました



○休むときはしっかり休む

よく

『毎日トレーニングしてるんですか?』

と聞かれます

毎日はしません

毎日しないと駄目ですか?

週2ぐらいで休ませて下さい

休ませてあげないと筋肉が成長しません

『トレーニング』
『食事』
『休養』

この3つがしっかりしていないと筋肉はつきません

皆さんは365日働いてますか?

週に1~2日はお休みの日がありますよね?

中には365日働いている方もいらっしゃるかもしれませんが…

人間は同じではないのです

僕は休むときは休みます

メキシコから帰国した26歳の頃は毎日アルバイトして夜ジムでトレーニングという日々を送っていました

ある日K-1のアンディフグ選手のインタビューで

『以前は睡眠時間3時間で毎日トレーニングをしていた』

という記事を読んで

自分もやってみました

朝6時に起きてアルバイトへ出発

18時~19時頃にアルバイト終了

そのままジムへ移動し
22時までトレーニング

23時頃帰宅

実家に住んでいたので母が晩御飯を用意してくれています

食事に全く気を使ってなかったので夜に白米も揚げ物もテーブルに置いてある物は全て食べてました

で少し休んでから深夜のランニング

お風呂に入って歯を磨いて
午前3時就寝
午前6時起床  

3時間睡眠で生活してみました

その結果

3日目に風邪をひきトレーニングが出来なくなり体重が落ちました

『アンディフグ選手の用な超人の真似をしてはいけない』

という事を身をもって経験しました

つまり何が言いたいかと言うと

筋力トレーニングに関してはしっかり休まないといけないということです!

寝不足でトレーニングしても力も入らないし集中力も出ないので質の良いトレーニングは出来ません

休むときはしっかり休みましょう


○続ける事

何事もそうだと思いますが直ぐに結果は出ません

筋肉もそうです
続けていたらいつの間にか筋肉があなたの元にやって来ます

目指す体によってトレーニング方法は違いますが

週に1回のトレーニングではなかなか変わらないと思います

最低週に2回はジムでトレーニングしたら

チェンジザボディは可能です

『ううっ今週はもう3日もジムに行けてないよ!ジムに行ってトレーニングしたいよー!』

こう思えるようになったらあなたの勝ちです

トレーニングを長く続けていて思うような結果が出ない時があります

そのときは何か原因があるので探しましょう

フォームが間違っている
食事内容が良くない
たんぱく質が足りない
休養が取れていない
家族との時間が足りない
神への祈りが足りない

何か原因が有るはずです
1つ1つ考えて変えてみましょう

トレーニングメニューがマンネリ化してきたらメニューを変えてみましょう

トレーニング行きたくない時はプロレスの試合を見て気持ちを奮い立たせましょう

トレーニングしたらアイスを食べよう!だからジムに行って頑張ろう

あの手この手を使って自分を奮い立たせジムに行きましょう

行ったら半分ぐらいトレーニングはやったようなものです

後は他の皆さんがトレーニングしてるのを見ていたら自然と体が動きます

とにかく長く続けましょう

もしこれだけ色々手を尽くしてもやる気がでないときは

思いきって






休みましょう!

全然ありです!

きっと神様が

『休みなさい』  
  
と言っているのです

無理にトレーニングして怪我したら元も子もありません

休むのもトレーニングです


そして休んだ翌日からまたトレーニングをしたら良いのです

1日のトレーニング時間は短くていいので続けましょう!

時間じゃないんです

量より質です

油いっぱいのお肉より赤身の肉です


そして辛いとき悲しい時は

笑いヨガで吹き飛ばしましょう!

『ええやん!ええやん!イエーイ!ワーッハッハッハ!』



以上ビリーケン・キッドの筋トレの極意その1でした

最後まで呼んでいただきありがとうございました。


皆様が健康で😃🎵楽しい毎日を遅れますように(^o^)