竹富島西桟橋付近


 種子取祭とは、沖縄県内各地で行われる稲や五穀の豊作の祈願祭。 竹富島の種子取祭(たなどぅい)は、舞踊や組踊・狂言など多彩な奉納芸能が延々と続き、奉納される。 

 毎年秋に10日間にわたって行われる竹富島最大のお祭りである。 島の人々はもちろん、竹富出身の人々・沖縄県内の人々・本土の観光客や見物人・海外からの観光客まで含めて皆で盛り上がるため、この期間の竹富島はいつもの数倍の人々で埋め尽くされる。


庭の芸能が始まる前の様子


 何故これほどまで人々を惹きつけるのか?

それは参加した事のある人ならお分かりだと思うが、数多くの唄や芸能の伝統を重んじる沖縄の中でも竹富島の伝統は群を抜くほど多く、種子取祭(たなどぅい)での芸能(舞台芸能・庭の芸能)は丸二日間も続き、ユークイ(世乞い)といわれる儀式も夕方から次の日の深夜・早朝まで続く。


庭の芸能が始まる前の様子


 この芸能とユークイ(世乞い)は種子取祭のメインであり、芸能の二日間は観光業もほとんど休みとなり、宿泊施設も通常の予約はできなくなり二日間からの連泊が基本となる。(竹富島に宿泊できないお客さんに対しては、夜石垣島への臨時便も運航している。)

お祭りの為休業


庭の芸能が始まる前の様子


 種子取祭(たなどぅい)はとても神聖なお祭りではあるが、島の人々や出身者だけではなく全員参加のお祭りと言っていいだろう。 観光客であろうと見物人であろうと国籍の違う旅行者であろうと、皆参加し家々にあげてもらえる。 日本全国数々のお祭りがあるが、この様な対応はあまり見たことがない。 正真正銘『全員参加』なのだ!


竹富島西桟橋付近


 あとがき

竹富島の種子取祭(たなどぅい)はとても内容が濃い為、メインである芸能(舞台芸能・庭の芸能)とユークイ(世乞い)を中心に数回に分けて紹介したいと思います。