地球温暖化をめぐっては、今世紀末に二酸化炭素排出量が現在の約1.3倍~3.3倍になるとの研究結果もある為、日本国としても様々な分野で対策を練っている訳ですが、農作物を管轄する農水省でも二酸化炭素が2倍になった場合も想定し、食料安定供給の観点から対策を打ち出そうとしています![]()
日本の食糧自給率はあまりにも低すぎるので、政治・経済に詳しい方は上記の文が少しおかしく感じるかもしれませんが、それでもお米もリンゴ・ミカンといった果樹も、そして森林にも影響を及ぼすので、温暖化を想定した対策は必要となっています![]()
実際、二酸化炭素濃度が約2倍に高まり気温が上昇したと仮定すると、お米の場合は北日本の一部で収穫量が増加する地域もありますが、中部・西日本においては最大4割減の都府県も出るなど大きな影響が広がります![]()
リンゴやミカンの果樹の場合は栽培に適した地域が北上する為、現在の産地は打撃を受けます。 例えば、ミカンなら現在の産地である愛媛県や静岡県が打撃を受け、リンゴなら青森県が打撃を受ける可能性があります
収穫できるとしても、リンゴの色づきが悪くなるなど品質への影響も心配されます。
森林の場合は、北海道南部から北陸を中心に分布している落葉広葉樹のブナ林の生育に適した地域の約9割の消失が予想されます![]()
そこで、お米なら今までの寒冷地向けの品種改良を暑さや水不足に対応する新品種の開発へと急ぎ、野菜や果樹は気温の変化に対応しやすい栽培方式を探り、森林については動かしたり植え替えたりはできないので、トウモロコシなどの植物からつくるバイオ燃料の利用拡大などにも力を入れて、温暖化そのものを阻止する対策が急がれます
バイオ燃料については、原油の節約効果と原料となる植物が育つときに二酸化炭素を吸収するという、二つの側面から効果があると期待されています![]()
ですが、これだけで万事OKとはいかないので、原因となる温暖化そのものを解決していく道を、皆で考え実行していかなければなりません。


