皇帝と言われた七冠馬シンボリルドルフを父に持ち、三度の骨折にも負けずファンの心を掴んだ『地の果てまで駆ける馬』トウカイテイオー
片や絶対の長距離適性、JRA史上初の獲得賞金10億円超え、鞍上には天才武豊を迎え『天まで駆ける馬』メジロマックイーン![]()
トウカイテイオーは国民的アイドル馬オグリキャップ引退の年に登場し、瞬く間に皐月賞・日本ダービーと勝ち上がり、最後の1年ぶりの有馬記念を勝利するまでG1・4勝を含む12戦9勝
ドラマティックな勝ち方が印象に残り、骨折してもブランクを感じさせない奇跡を何度も起こしてくれた![]()
対するメジロマックイーンはテイオーより1歳年上で、G1・4勝を含む21戦12勝
しかし、G1・2着も3回あり更には天皇賞(秋)で一着入線しながら斜行による降着もあるので、実際は記録以上に強かった
祖父メジロアサマ・父ノジロティターンに続く親子三代での天皇賞(春)制覇の偉業を達成し、生粋のステイヤー(長距離馬)である![]()
こんな2頭が対戦したのはたった一度
平成4年4月26日の天皇賞(春)。 一度の対戦だけでライバルと呼ぶのはおかしいかもしれないが、後年両馬が引退し北海道の牧場にいる際、2頭が隣同士の柵からお互いを眺めていたのを見て、「彼らはお互いを分かっているのだろう」と感じた
強い馬は強い馬を知ると言うが、まさしく彼らには互いの存在が大きいのだと思った。
話は戻るが直接対決の結果は、長距離戦というのもあってかマックイーンに軍配が上がった
テイオーは失速して5着。 応援する人間も「テイオー派」「マックイーン派」に分かれていて、テイオーの岡部騎手が「この馬は地の果てまで駆ける馬だ!!」と言えば、マックイーンの武騎手も「こっちは天まで駆ける馬だ!!」とやり合って、たった一度の対戦といえどもまさにライバルだった![]()
夢見がちな話をすると、当時テイオーの1歳年下(マックイーンの2歳年下)にも「坂路の申し子」と言われた無敵のミホノブルボンがいたので、対決はしていないが彼ら3頭がライバルだと個人的には思っていたし、今でもそう思っている




