沖縄地方(特に八重山地方)には色んな魔除け的な物が存在し、写真の『いしがんとう』もその一つです
この『いしがんとう』は、T字路の突き当たりや真っ直ぐな道の突き当たりに見られる物です
昔から伝わる魔除けの一種ですが、古来より沖縄・八重山地方では、悪魔や悪いものというのは真っ直ぐにやってくると信じられ、その為の魔除けとして行き止まり地点にはこの「いしがんとう」が置かれています
写真は竹富島の「いしがんとう」ですが、八重山地方の島々で注意深く見るとまだまだ見つかるかもしれません![]()
作りや大きさも様々あるので、見つけるとちょっと得した感じです![]()
他にも悪魔や悪いものから守るものとして、この写真では分かりにくいかもしれませんが、家に入るとすぐに真ん中に外壁とは別にもう一つ壁がありますが、前城(ぴーふん)と言ってこれも直線的な悪魔を家に入れない工夫だと言われています
写真では「美女安里屋クヤマ」看板があるのが外壁で、内側にあるのが前城になります![]()
前城は各島他にも言い方があると思いますが、家の中を隠す目隠しの役割もあり、年輩の方になってくると写真に写っている右側の通路は通らないそうです
これは、お祭りやお正月など特別な事が無いかぎり左側を通るものとされ、特に女性は右側を通って家には入れません… 今ではこのような風習も風化してきていますが、訪れる際にこんな昔ながらの風習も思い出してみて下さい![]()
最後に忘れてはならない守り神の「シーサー」も魔除け的意味もあり、大切にされています
そもそもは獅子がモチーフになっているのですが、この地方に獅子は居なく、想像して作ったのがシーサーの始まりとも言われています![]()
沢山の守り神・魔除けがありますので、たまには意識して見るのもいいのではないでしょうか




