さて、さて、さて、とりあえず今シーズン初のヒルクライムレース、『ツール・ド・美ヶ原』が近いんでヒルクライム練をやってはいるけれど…
どうにも脚のかかりが悪い。踏んで加速する感が無い。
1段重めのギヤにすると踏めはするが、ケイデンスが超落ちる。変速せずに回そうとすると軽すぎて空回りしてる感じ。
『(近年こういう感じをずっと引きずってるんだけど)なんかギア比が合わなくなってるような?』
『それに今の脚の感じだと美ヶ原の激坂区間でヤバい気がする…』
んで、スプロケを換えることを決断。
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今使ってるのはシマノの11sで11-30T。
それを『そういえばあのスプロケあったっけ…』 と、サードパーティー品の11-36Tをぶち込んでみようかと。(11sで11-36Tってのはシマノ純正ではないギア比)
去年シクロクロスで導入してみた11-36Tスプロケ
CS-7000 の11-30T
CS-8000 の11-30T
このスプロケは1速から9速までがアルミの削り出しで、裏側の肉抜きも頑張ってるんで軽いことは軽い。(10速、11速はスチール製)
修正
磁石当てて確認したら1速から6速までが一体式のアルミ
7速から11速までがスチールでした
シクロクロスではダメだったのが下の赤丸の所、5速と6速のギアの間が『抜け』が無く、ここに泥が溜まるとチェーンがガチャついてしまうんで使えなかった。(4速と5速の間も抜けが悪かった。)
ドライレースだった稲城クロスでは全くのノントラブルで快調だった(レースで4位)が、2日とも泥レースだった野辺山では泥詰まりでガチャついて、フロントシングル仕様にしてからは初のレース中にチェーン落ちまでした。
ロードでなら泥つまりは無いんで使えるだろう、と。
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今回は『どうせなら一回極端に仕様変更してみて、初回感触がイマイチでもちょっと使ってみるべか。』で。(とりあえずMAXローギアを軽くしないとヤバいし)
F50-34T R11-30T から F52-36T R11-36Tに組み換え
※Fが50Tじゃなく52Tなのは美ヶ原は終盤で3㎞位下り基調になるんで、70㎞/h位は出るんで50Tだとあっさり吹け切るから。(大抵はお疲れてて踏めないが) この下り区間はリカンベントが超速い!
ギア比数値
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『Rディレイラーはシクロクロスで以前使ってたRD-R8000 GSがあったはず…』と探したが、無い! 多分散々落車しまくって削れまくってたんで、引っ越しの片づけの時に捨てたな…
その前のモデルRD-6800-GSがあったけど、コレだとワイヤー取り付け形状が違うんで、Rシフトワイヤーも交換しないとダメ。(シフトワイヤーが無い)
そしたらシクロクロスで電動にする前に使ってたGRXの機械式のRD-RX810を発掘。
コイツで行くしかないか…(こいつなら36Tは使えるはずだし ※注 推奨外です)ワイヤー取り付け形状もシャドー型でRD-R8000と同じなんでワイヤーもそのまま使えるし。
で、一気に組み換え(写真撮ってるヒマは無し)
●プーリーはそれまで使ってたセラミックベアリングプーリーに交換
(ガイドプーリー11T、テンションプーリー15T)
●チェーンは1リンク追加。
●変速性能はシクロクロスでフロントシングルで使ってた時には全く問題なかったが、ロードでフロントダブルになると、まれにチョイ入りが悪い所がある。(想定内)
変速調整は重くする方を正確に動くように優先し、軽くしたい時に上がりにくいようならチョイ強めにレバーを動かすってので十分対処できる位なレベル。(機械式シフトだとこういう(指先の感覚で調整可能な)アバウトな対処が出来る)
●F52T、R36Tの最大ギア同士の時でも抵抗でゴリゴリ感が凄いって事も無い。
●スタビスイッチはOFFで。。。
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組み替えてお試し走行へ
とりあえずいつもの山を上ったが、感触は悪くはなく、ここ最近だとマシなタイムは出た。(重めなギヤで行く方が良いのか、軽めなギアで回す方が良いのかまだ分かんね)
MAXローギアが36T×36Tでギア比が1.00になったのは効果はあり、15%勾配の所でも75~79回転で回せはしてた。(さすがに進む感じは薄くなるが…)楽にはなる。
乗り慣れるかは分からんけど、とりあえずコレで行ってみるか…
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ハイスピードエトワールを最終回前に
#1から#11までを一挙放送とか流石にAT-Xだわ
そしてその放送後にオーバーテイク!の一挙放送をやるってのもある意味凄いな。。。