ポガチャルはやっぱバケモンだわ… 

 

 ツール・ド・フランス 第6ステージ、先日のヴィンゲゴーのアタックについていけず遅れたポガチャルだったけど、昨日の第6ステージは残り3㎞辺りからの超強力なアタックでヴィンゲゴーをブッちぎる。

 

 ステージ終了後もヴィンゲゴーはオールアウト状態で燃え尽きた感出しまくりでふらつきながらクールローラーやろうとしてたけど、ポガチャルはまだ余裕ある表情してるし。。。

 

 ユンボのチームとしてもワウトがあれだけ鬼引きしててポガチャルを振るい落とせず、ヴィンゲゴーも勝てなかったってのはムード的に痛いかも…

 

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 さて、さて、さて、リムブレーキからディスクブレーキロードに本格的に乗り換えを実行し、これまでのリムブレーキ車

 

 LAPIERRE XELIUS SL ULTIMATE

(2016年 モデルで良いのかな? サイズは52) 

 

 

 

からCHAPTER2 HURU (Mサイズ)に乗り換えた。

 

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 っと…、まず今シーズンは『シクロクロスの方の車体を換える』ってのが最優先だった為、当初はヒルクライム用の車体の方は乗り換えはしない予定だったが、衝動買いで購入した。

 

 新シクロクロス車体のVaastBikes A/1の方は乗り換えするにあたり、くたびれてたパーツや新たに導入したパーツが在ったが、ヒルクライムレース用のHURUの方は『とりあえず新パーツ導入は控えて、出来るだけ手持ちのパーツで組む』という方向だった。

 

 そのためHURUの完成後重量は結構重い。ホイールもそれまで通勤で使ってたヤツだしね…(リムブレーキ用のリムで組んだヤツ)

 

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とりあえず組み終わったんで試走に。(1時間、30㎞程だったけど。)

あまり時間が無かったので試走時の写真は無しで。

 

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●走り出せば直ぐ『お。』と分かる。

〇乗り心地が良い。

ゼリウスも特徴的なシートチューブの構造だったので、乗り始めて直ぐサドルへの路面からの振動が緩和されてると思ったけど、HURUはサドル周りだけじゃなくハンドル周りも振動吸収性が良く、アスファルトの繋ぎ目や、ウチのすぐそばで工事やってるんでアスファルトが仮舗装だったりするんだけど、そこを通過しても今までと違うってのは体感できる。

 

〇しかし履いてるタイヤは23cで¥2,500位のタイヤに7気圧入れてるからタイヤはやっぱり相変らず跳ねる。(自分はロードにはチューブレスは使ってない。TPUチューブもまだ使った事は無し。)

 

●市街地を抜けてサイクリングロードに出る時に土手の坂を上るが、ここでダンシングしてみる。

〇踏んで直ぐ力がクランクから後輪に伝わり、前に進む感じ。(『反応が良い』って表現で良いんでしょうか?)

 車体を傾けてもハンドルが切れて変に粘る感じが無い。右足で踏んで右に傾かせ、左を踏むと直ぐ車体が起き上がってくる感じ。ハンドルに荷重せず手を乗せてるだけでペダリングしてやれば真っすぐスイスイ加速する。

 自分はあまりダンシングは多用しないんだけど、『ハンドルをこじるダンシングをしない人がHURUに乗れば超速く登坂するんじゃねぇの?』と思う。

 

(※HURUの試走時ではないですが、画像追加しました)

 

 

●サイクリングロード(平坦)を頑張らないペース(30㎞/h位)で走行してみる。

〇風はほぼ無しだったが、やっぱ振動吸収性が良いから路面の繋ぎ目とかを通過しても楽。HURUはUCI女子プロチーム(ビグラ)がロードレースで使ってたので、積載性能は無いけど、速度を出さないでロングライドするにも『振動吸収性が良いってのは疲れない』ってのに繋がるでしょう。

 エアロ性能はホイールを含め(リムハイト低いし、重いし)体感は出来ないかな。

 

●今回は機械式シフトで組んだんだけれど、ケーブルルーティングに無理がないので、シフト操作が重いってのは全く感じない。

 

●車体の問題じゃなく、自分の体格、乗り方になるけど、今回は『あまりハンドル荷重にならないように』という狙いでゼリウスよりもハンドル位置をアップポジションにしてみたが、アップポジションになって腰、背骨が起き上がって楽なポジションになったと思ったら、ハンドルが上がってるのがイマイチ合わず、腕全体が何か窮屈。腕が曲がり過ぎて脇が開き気味になり、肩甲骨が閉じてる感じで背中がなんとなく疲れる。

 途中でサドル位置を後ろにしてハンドルまで距離を変えてみたりして調整しながら山の方へ向かう。

 

●いつもの上り区間(斉の森交差点から姨捨駅ヘ向かうルート)へ。

『いつかの中華カーボンディスクロードより上りで遅いとかは絶対に在っちゃならん!』と登坂開始。

 ギア比が今までと違うのとやっぱり車重があるのでまるで上手く乗れてる気がしない。(下のログでは重い車体のを『おりゃー!』と踏んでるんで300w後半出したまま数百m上れてる。)

 

 自分が目安にしてる中間ポイントでは『6分切れればわりと良い方』ってところで5分51秒。『え、この乗り方で、組んだばかりでグリスで回転重い状態なのにこのタイム出ちゃうの?』と。

 

 

 ここの区間は約2.2㎞で、『8分20秒切ってればヒルクライムレースに出れば半分より上にはなるかな』って目安だけど、今回は7分57秒。(自己べは7分前半)

 8分切るってのはここ最近は無かったんで正直驚いた。

 

 …が、やっぱり全く上手く乗れたとは思えず、ここの区間だけを上る事しか考えてなかったのでこれだけでお疲れに。良くはないね。

 乗鞍エコーラインで、三本滝までは速く走れてタイム出てても、そこで疲れて山頂までが遅いんじゃダメでしょ?

 

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 上り終わって下り走行。

 

●乗り心地が良いので下りも楽。

〇ハンドリングも軽いためライン変更も楽。

 

 電動シフトなら『ブレーキかけながらシフト操作』ってのが楽に行え、自分はそれが一番の電動シフトのメリットだと思ってるけど、自分は普段の走行ではロードレース的なそういう走り方はしない(シクロクロスだとする)。そういうこともあって機械式シフトで組んだ。

 ヒルクライムレースの下山時や一般路での下り走行時では『下りは休憩』位な気持ちで、ほとんどペダリングしない(速く走るつもりは無い)んで、軽い動作で良く効く油圧ディスクブレーキだと体力的にも精神的にも疲れない。

 

 ※今回のは走り始めからブレーキをかけるとFフォークから細かく振動が伝わって来てた。一旦止まって各部のガタとか確認したけど、『どっかのガタじゃなくてブレーキパッドだろうな』の予想通り、道中や下りでブレーキを余計に当ててく感じで走行してたらパッドが一皮むけて当たりが出て振動は出なくなった。

 

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 帰宅ー。

 

 やっぱりハンドル位置はイマイチ合わない感じなんで、ゼリウスの時に近いポジションに戻してみる。

 

 ギア比もどうも11-34Tはワイドすぎてヒルクライムだと自分には合わないんで、コッチも結局50-34Tのコンパクトクランクに11-30Tのスプロケ、SSゲージのRディレイラーというゼリウスの時の同仕様に戻した。。。

 

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 『HURUは芯が1本通ってる強さが有るかなー、それでいて乗り心地は良い』という言い方しか出来ませんが…

 

 しかし、HURUはもうメーカー在庫がほぼ無く、流通在庫のみなんですよね。。。(ま、正直旧モデルでもある…)

 

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※2024年 2月追記

リムブレーキ車は廃盤になったようですが、ディスクブレーキモデルは

NEWカラーが追加され、生産しているようです。

(とはいえ在庫が無くなると追加生産がされるかどうかは…)

 

メーカーサイト

(TOPページの右上から日本語に変換できます)

※補修備品としてスペアのRディレイラーハンガーを公式HPから注文したこともありますが、ホンコンからの発送で、2週間位で到着しました。(消費税は着払いになります。)

 

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 まだポジションも探してる最中なので、『自分に出来る乗り方で、どう乗れば良いのか』がまだ分からない。 

 

 コレで16、17日の連休に天気良かったら乗鞍上ってみようかと。