さて、さて、さて、梅雨のスキマで雨に降られず『ツール・ド・美ヶ原』が終了ー。
ツール・ド・美ヶ原は序盤の激坂区間が有名だけれども、他の(自分が出てる)ヒルクライムレースと違ってひたすら上りってだけじゃなく、平坦、下り、つづら折れ、ストレート調の上り、と様々なシチュエーションがあるので一番走ってて面白く、ゴールした時の達成感もある。
ただ、『コレで路面の舗装の状態が良ければなぁ…』とは思う。
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で、ツール・ド・美ヶ原が終わって次のヒルクライムレースは8月末の乗鞍なので、2ヶ月間が空くところでリムブレーキ車体からディスクブレーキ車体に乗り換えを。
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乗り換えの車体はCHAPTER2のHURU。ヒルクライム向け車体でヒルクライムレースメインで使う方向。
だけど、今度は『ヒルクライム(坂を上る事)や、軽量方向にはそこまでこだわらない』って方向で組んでく予定。
パーツ的には今持ってるパーツを使ってく方向。シマノで組むけど、12速化、電動化はせず。(当初はスラムのForceを怪しいギア比にして組もうと思ってたが)
前にも書いてるけど、12sになってトップギアが10Tになるわけでなく、中間のギアが1枚増えるだけなのに『そこまでタイムに影響するか?』と疑問。(105の11-36Tカセットってのには魅かれた)
電動化も自分の走り方(使い方)だとあまりメリットは無いと思うので、機械式シフトで十分。(機械式12s 105がショーモデルに搭載されてたらしいっすね)
せめて『12sの電動シフトレバーで11sのディレイラーを動かせる事が出来る、もしくはその逆で11sレバーで12sのデイレイラーを~』ってなら電動シフトレバーかデイレイラーのどっちかは買ったかもしれんけど。そういう事はしないしね。。。
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今までのギア比は前は50-34T、後ろは11-30T(11s)でやってたけど、今度は52-36T 後ろは11-34Tで組んでみる。
前インナー36T×後MAXロー34Tってギアは最後の保険的な考え方で、出来るだけ使わない方向で行けるように。とは思ってる。
美ヶ原や志賀高原ヒルクライムでは下り基調の所で50Tだと60㎞/hそこそこで吹け切ってしまうので、もうチョイ踏めれば…ってのが目的。
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当初は機械式シフト+リムブレーキの今まで使ってたST-6800で、ワイヤー引きで油圧に変換するブレーキキャリパーのTRPのHY/RD(ハイロード)の組み合わせにしようかと思ったんだけど、自分が今持ってるHY/RDは『ポストマウント』のなので、今時のロードディスクのフレームの『フラットマウント』に取付けるにはアダプターが別途必要。
HY/RD キャリパー
(ポストマウント取付タイプ パッド付)
こっちがフラットマウントのフレーム、Fフォークに
ポストマウントキャリパーを取付ける時のアダプター
組み合わせるとこうなる。
で、このアダプターを使って取り付ける際には注意点があって、フレームの形状によってはRブレーキキャリパーがバックホークに当たる事がある点。
下のは仮止め状態だけど、フレームとのクリアランスが1、2mm位しか無い。
キャリパー本体はギリ当たらないが、今回のだとブレーキワイヤーが当たる。
フラットマウント用のHY/RDかグロータックのEQUALのキャリパーを使えばフレームとの接触は回避出来るが、パーツ代で(前後分2個で)約¥3万円…
Fフォークの方は接触はしないんで、後ろ分だけ1つ購入して、前のブレーキがポストマウントで後がフラットマウントで揃わないってのもねぇ…
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だけど、機械式シフト+油圧ブレーキのSTI ST-R8025とフラットマウントの油圧ブレーキキャリパー(BR-RS805)は現状で持ってるんで…
ちなみに重量計ったのを挙げてくと ST-6800
ST-R8025 機械式シフト+油圧ブレーキだと
頭でっかちで重くなるけどしゃーなし
レバーで重量差が約160gある。
そのかわり油圧のフラットマウントブレーキキャリパーだと130g
(パッド有り、取付ボルトは含まず)
ディスクローターサイズは前φ160mm 後φ140mmでいくので
前ブレーキにはアダプターが必要だけど16g、
リムブレーキレバーの方が軽いが、ブレーキキャリパーは約120g重くなる。
それにブレーキアウターワイヤーとインナーワイヤーが油圧ホースに比べるとやっぱり重い。
ブレーキワイヤーまで考慮すると、今の自分の手持ちパーツだと一番軽く、シンプルな組合せがST-R8025で油圧ブレーキキャリパーって事になる。
『重量にはこだわらないー』とはいえ手持ちのパーツでどうにかしていきます。
やれたら明日からボチボチ組んでいきます。