さて、さて、さて、今日はマウンテンバイクでのダウンヒルレース ダウンヒルシリーズ(DHS) #4白馬岩岳ラウンドのDay1。
自分はマウンテンバイクのレースもダウンヒルシリーズにも初出場だったので、今回は『出てみようかな』と思った人向けに出来るだけ詳細に書いていきます。
※ここに書いていることが『正しい』という事では無いので、興味をもったらレースに出てる友人やショップ等に聞いてみて下さい。
…ですが、今日のエリートクラスの走りを見てると『アタマのネジは何本抜けてるんですか?』ってレベルなので、『それを初心者にやれってのは無理。』という事を普通に言って来るかもしれないので、そっちも全てマジ受けしない方が良いかもしれません。
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今回はDHSシリーズには初出場で、マウンテンバイクのレースも初出場、だけど別カテゴリーのダートのレース(シクロクロス)は経験アリだったので、エントリーの際に運営さんに『自分だとスポーツクラスとファーストタイマー(マウンテンバイクのレースに初めて出る人等)クラスのどちらにエントリーすれば良いのでしょう?』と問い合わせたが、『どちらでもOKです。ファーストタイマークラスだとスタート間隔が1分で、スポーツクラス~だと30秒間隔になるので、後ろから煽られるプレッシャーが増します』
との事だったので、『ま、全くの初レースじゃないから』なので、今回はスポーツクラスにエントリー。
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DHSのHPが復旧したそうなので、イベント概要はまずはコッチ ↓ を見てもらった方がいいと思うけど
DHSは土日開催で、土曜日のDay1は予選。
予選は日曜日に行われる決勝の走行順を決める為のものなので、途中でミス、メカトラで遅れても予選落ちという事は無い。極論で土曜日の予選を走らなくても日曜日の決勝には出られる。
決勝は予選のタイムが遅かった順に走行。(予選を出てないと一番最初にスタートする選手になるのかな)
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タイムスケジュールも出てますが、朝イチの走行前にコースウォークでコースの状況を確認しときましょう。
今日は7時頃まで朝霧でガスってたのでコースも朝露で水分多かった。
朝イチだとネトネトだった後半のストレート部。
コースは通常の岩岳のDHコースはほとんど使わず、DHS専用の特別コース。
そのため刈り取った草の根っこが残ってたり、踏まれてないし、朝露で水分多いのでコースは割と柔らかめな個所が多い。
今回はダウンヒルレースとクロスカントリーレースの同時開催だったので、コースが二つあったのね。(ダウンヒルレースなのに上り個所が有るから『???』と思った)
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●まずは受付。
競技者登録とかしてあってJCFの登録カード(もしくはスマホに登録してある場合は)本人確認するので受付の際に必要です。
そしてゴンドラ代は別払いなので(土日2日間で\9,600は痛い。割引にならないの?)現金支払いなら受付の横で購入出来ます。(カード支払いだと受付の隣りでは買えないので駅の方で購入に)
●次にライダースミーティング。
今日の開催についてや走行時の注意等必ず聞いときましょう。
●走行準備
装備類は自分はフルフェイスのヘルメットに(レギュレーションでもフルフェイスヘルメットを強く推奨してる。ファーストタイマークラスは半キャップタイプでも可)フルフィンガーグローブにブレスト、ニー、エルボーガードで。
ブレストとエルボーガードは(バイク用として販売してる?)KOMINEの。
割とこのブレストガード着用者(というかKOMINEのガード着用者は)居る感じ。
ニーガードはコレもバイク用のツーリングパンツとして売ってる物。
膝の所にパッドを入れられるようになってるのでペダリングしやすいんで良い感じ。
ただし厚めの綿生地なのでウエット時だと水吸って超重くなる+肌に張りつく。
ベロクロやゴムのバンドタイプと違ってズレないし、ヒザがキツくならない。
●そして午後の競技前までたっぷりな試走タイム。
と、言いたいけれど参加者数が多いのでゴンドラ乗車待ちの超行列になります。
洗車場より先まで並ぶので、長い時だと3~40分待ちになります。(待ち時間も入れると走行ペースは1時間に1本位か。
本番前の準備や昼飯もあるので試走は4本走れるかどうか位かと。
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DHSのコースは割と下の方からスタートすることになるけど、押し上げてスタート地点まで行くのはキツイのでゴンドラで上まで行き、DHSのスタート地点まで自走で下って来ることになる。
スタート地点までは準備運動がてらにアルプスDHコースでもカミカゼDHコースでも走って行っても良いし、 ショートカットしてスタート地点まで向かってたりもしてた。通常のコースにはDHSに出ない人も走ってるので煽らないように。ショートカットしてく場合は通常コースを走行してる人と交差接触しないように注意。
※追記修正
『コースをショートカットしてスタート地点まで向かうのは禁止』の通達がありました。
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試走は1本目は飛ばさない。
今日のコースだとコーナー出口に横溝があって段差になってるけど草が残っててよく見えないって個所が複数あった。知らずに普通にハンドル切った状態で行くとフロント切れ込んでコケる。もしくは前転する感じ。実際、1本目で派手にクラッシュし、走行不能になってる人は居ました。
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●試走終了~本番スタート
(今日は)試走時間終了近くになると本部横のボードに各クラスの予選開始目安時間が書かれます。
キッズクラスからスタート→ファーストタイマー→スポーツクラスって感じになりますが、スタート前にスタート地点で召集がありますので、予選開始予定時刻の前にスタート地点に居ないとダメです。ゴンドラの乗車待ち時間+自走でスタート地点まで行くのも考慮すると1時間前位にゴンドラに乗ろうとしないとダメかもしれません。(自分は早めにゴンドラに乗って上の駅まで行き、日陰の涼しい所で時間まで寝てた)
スタート地点の様子。
自分は遅かったわけじゃないけど、他の人は結構早めに待機場所に居た。
(今日の予選前だとゼッケン順に)ゼッケンコールされるので返事してスタート順に並ぶ。
で、他の人のスタートを見てると、『ポ、ポ、ピーン』のカウントダウンの音はしてるんだけど、全くそれとタイミング合わずにスタートしてるような?
※『1分間隔、もしくは30秒間隔で順にスタート』とはなってるけど、前の方の走行者が落車したりしたら安全の為にコースクリアになるまでスタートしないようです。
●スタートの体勢
スタート台の左側に板が有って、そこに左のバーエンドを当てて寄りかかるようにしてペダルに両脚を載せたスタンディング状態で待機し、スタートする。(コレも今日初めてやった)※スタートで踏めるギアにしておきましょう。
●自分のスタート順に。
結局、スタートのタイミングが分からないんで、オフィシャルの人の『ハイ!どーぞー』の合図でスタートした。。。
スタートするまでは全く緊張していなかったが、スタートして最初の左コーナーを『最初のコーナーは早く曲がり過ぎてインベタにならないように』とは覚えていたが、左に曲がった瞬間に何故か覚えてたコースプロフィールが頭の中からキレイさっぱり消えた。
\(^o^)/ オワタ
『アレ?次はどっちに曲がったっけ???』状態になり、瞬間的に逆に車体振ったり…
『もう、しょうがねー。タイムはどうでもいいからとにかくコケないように』と開き直り。
終盤の小さいジャンプ跳んで下りながらの最後のジャンプの辺はなんとかラインを思い出した。(まだ序盤で多くの人が走ってないからだけど)ギャラリーが沸いてる声は聞こえたんで、最後の方はそれなりの走りは出来てたかも?
ゴール直後に暫定順位は聞いたが、後続の人が走り終わるごとに自分の順位は落ちていく。
結局、予選タイムはクラス順位で真ん中からチョイ下。『ま、あの前半だとそんなもんだろう』と納得。
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自分の走行が終わり、洗車して片付けて他の人の走行を観戦。
ジャンプは多くの人が真ん中のラインを通ってたかな?(自分も真ん中)
ジャンプを跳ばず、下の写真だと向かって左端の草と壁の所を通るって人も居た。
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エリート男子クラスの走行に
(下の方から最大望遠で撮ってるからボケちゃってて見づらいが)リフトの支柱後ろの辺が小さいジャンプ台になってて、それを跳びながら下ってくるようになるけど、明らかに跳んでる時のスピードと飛距離が他のクラスと違う。
跳びすぎてコースアウトしてる人も居る。(けどコケない)『いや、普通そこまで跳ばないでしょー』って所まで跳んでるし。
この辺が『ネジが何本抜けてるんですか?』なトコロ。(しかもこれでまだ全開走行じゃないんだろうし。)
『ジャンプを斜めに跳ぶ』ってラインもあるのか、なるほど。
だけど自分だと斜めで着地した時に踏ん張れるか分からん。カウンター当てながら着地しないと多分滑ってコケる。(それも下りに着地だし)
普通の人にそれが出来るか?というレベルな走り。最初は『とりあえず真っすぐ跳べ』だと思うよ。。。
最後のジャンプの所でずっと見ていたが、『うわ!大丈夫か!?』というような前転コケしちゃう人が複数…
※後の運営さんからの発表だとココのジャンプ~最終コーナーは修正が入り、ジャンプがキャンセルになったようです。
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こんな感じでDay1は終了。
明日もコケないように。。。コースプロフィールが頭の中からキレイさっぱり飛んじゃうのはどうするべ?