よくゲームでも銃など登場しているが、実はマニア層を突く面もあったりする上で「これ架空的だったのが実在した」という例もある。 今回はマニアック面から最低限として1つの作品を紹介。
メタルギアソリッド
まず挙げるのがメタルギアソリッド3であり、今作は2004年にPlayStation2より発売され、今なお名作といえるサバイバル要素を大きく取り入れた点といえる。 実はストーリー面から武器などマニア層を突くところが多い。
【1:スネークが持っている装備】
・MK22
冒頭のバーチャスミッションから始まってからのスネークの装備。 2作目からも登場する麻酔銃であり、2作目は「M92Fサプレッサー銃」として麻酔銃が登場したが、今度は冷戦であるため非常にマニアックな銃が登場している。
実はこれアメリカでは「サプレッサー銃の元祖」といえる存在であり、今だとサブマシンガンからアサルトライフルにも装着されていることで特に特殊部隊の装備は欠かせない存在となっている。 そのサプレッサー銃の元祖といえるMK22は、通称「ハッシュパピー」と呼ばれており、これはある目的から由来していた。
それが「番犬を仕留める」ことが目的であり、時は1960年代にさかのぼりベトナム戦争でアメリカ海軍特殊部隊「SEALs」は隠密作戦を展開していた。 正規軍では入れない敵陣に少人数で潜入し、主な任務は「偵察・要人拉致および誘拐・誘拐、破壊工作に暗殺」とまさに極秘作戦で展開されていた。 ところが敵対する北ベトナム軍などは見張りに歩兵以外にも番犬として「犬」を教育して配備されていたことで、当然人間より嗅覚・聴覚など鋭い犬を白兵戦で仕留めることは難しいことでやむなく遠距離から発砲するにしても銃声が響くことから、拳銃にサプレッサーを装着したことが始まりであった。 つまり元は人間を暗殺することではなく番犬を仕留めることが目的とした開発されたのである。
※ここはCOD4とかプレイしている人なら番犬がどれだけ厄介な存在かわかるかと思う。
これがやがて番犬以外でも人間の暗殺兵器として活用された実績を活かした上で現在に至っており、よくゲームだとパシュッと低い音を発するが、実際には戦場の周囲にいる音を消すレベルであり発砲音を確実に消しているというわけでもないという。 ※普段戦場にいる人は訓練や実戦で銃声や爆音など嫌というぐらい聞いているため耳元もそれほど小さい音は反応しないという説もある。
MK22はまさにサプレッサー銃の元祖といえる存在だったのであり、S&W M39とサプレッサーがまさに元祖的な存在といえる。
・M63
スネークが撃つ度に「うおおおぉぉぉぉぉ!」と言っていたあの軽機関銃です。 実はこれもベトナム戦争中のSEALs隊員が扱った銃としても有名です。 ストーナー63と呼ばれており、軽機関銃でありながら「自動小銃タイプのマガジン」や「ドラム式マガジン」とカスタマイズパーツで切り替えることが可能となっており、現在のM4など自動小銃がカスタマイズアイテム装着可能な点においても影響を与えている箇所が多い。
製作者はM16の生みの親として知られる「ユージン・ストーナー」氏であり、ミハイル・カラシニコフに並ぶ現代扱う自動小銃の銃設に影響を与えた銃計士として有名な人物である。 他の自動小銃と異なるのが装着するパーツ次第で「重機関銃」になったり、アサルトライフルになるバリエーションもできる点から誤作動もあまり起こさなかったことでベトナム戦争中のSEALs隊員にとっては親しまれる銃でもある。
▲ストーナー63を装備するSEALs隊員(※笠の被り物は現地民に紛れる事情の関係から=現代だと私服に近い装備だったりする)
《メタルギアソリッド3ここは本シリーズを通じてマニア層を突くところ》
1:ハインドヘリ登場する
3作目は「ハインドD」ではなく原型となったA型バージョンが登場する。 両方ともメタルギアシリーズだと1作目から登場しているものであり、特にハインドDの3Dモデルにおいてはメタルギアソリッド1の中ボスで登場したことで知った人も多い。 メタルぎソリッドシリーズでのハインドはロシアのガンシップヘリの1つであるが、ソ連崩壊の影響からソ連時代の武器が大量に出回り、行き場をなくした元ソ連傭兵部隊や軍用兵器が大量に闇市に出回るなど現実要素が大きく取り入れていたりする。
・3作目のスネークとヴォルギン大佐のモデル
3作目のスネークと戦う「ヴォルギン大佐」のモデルはロッキー4に登場する「イワン・ドラゴ」であり、こちらも米ソ冷戦中のアメリカボクサーであるロッキーとソ連ボクサードラゴとまさに米ソ中の戦いというスケールで描かれている。 ヴォルギン大佐も設定上から「元ヘビー級ボクサー」という設定面から似ているところも多い。 さらにロッキー4でロッキーと勝負する前のアポロVSドラゴのステージ面のところはメタルギアソリッド3のスネークVSヴォルギン戦のようにパフォーマンス面の立場が違うが似ているところがある(例えばステージを下ろしてスネークが見渡すと上にヴォルギン=これはロッキー4だtドラゴが上を見るとアポロがパフォーマンスとして上から登場するのと似ている)。
・スネークのモデル面
3作目のスネークのモデル面として「シルベスター・スタローン」であり、スタローンの代表する「ランボー」1作目で負傷したらその場で治療するシーンなど3作目のスネークと似ている箇所が複数登場する。 他にもバンダナをつけたり、松明で洞窟をくぐったりと戦場が故郷という設定面もネイキッドスネークのみならずソリッドスネークと似ているところも多い。
1作目でランボーのかつての上官である「サミュエル・トラウトマン大佐(演:リチャード・クレンナ)」で無線のやり取りする場面やトラウトマン大佐がベレー帽をかぶっている時点でも言うまでもなくメタルギアソリッド1の「スネークとキャンベル大佐」のやり取りと似ている。 3作目では怒りのアフガンとして3作目の登場するステージが似ていたり、トラウトマン大佐がソ連軍に捕らわれて救出=ビッグボスがソ連軍に囚われたカズヒラ(マクドネル・ミラー)を救出する面と似ていたりする。 カズヒラは後にベレー帽を被ったりするためこちらもトラウトマン大佐に似ているところがあったりする。
【スネークのモデルとなったのは大物俳優ばかり】
【ショーン・コネリー(左写真)】
元々ビッグボスの外見モデルはザ・ロック時あたりのショーン・コネリーだとしており、旧作であるメタルギア:ソリッドスネークでの外見も一緒である。 ショーン・コネリーは007の初代ジェームズ・ボンドだった点からネイキッド・スネークのストーリーにも影響している(007といえば隠密作戦以外にもラブロマンスとか)。 そのショーン・コネリーさんも昨年に亡くなってしまいましたが、実は亡くなる数年前にネット上で偽ニュースとして亡くなったと伝えただけのフェイクスニュースに一時世界中のメディアがびっくりしたほどである。
【カート・ラッセル(中央)】
これはニューヨーク1997の演じているシーンであり、眼帯をつけているところも影響していたりする。 なお今作の演じるカート・ラッセルさんの「スネーク・プリスキン」のスネークもここが由来だとされており、プリスキンの点はメタルギアソリッド2のプリスキン大尉にも影響しているほどである。
【シルベスター・スタローン(右写真)※ランボーシリーズ、ロッキー4】
ネイキッド・スネークのモデルとなった箇所。 ご存知ランボーは2作目では上半身裸でバンダナ姿に機銃を構えたりする姿はまさにMGS3のスネークと似ている。 他にも応急処置で治療する場面や白兵戦でナイフで仕留めるシーンなど。
メタルギアソリッドシリーズにおいて「スネークのモデルとなった人物は誰?」となったら、おそらくだが過去の公表している面からこの3名が影響を受けているあるいはモデルとなっているかと思われる。
・なんと3名もメタルギアソリッドキャラモデルが登場する映画がある
実はこの作品はメタルギアソリッド2のストーリー設定も影響を与えているところがあるが、実はこの作品中に出ている人物がメタルギアソリッドシリーズのキャラクターモデルとなった俳優3名が登場していたりする。
1人目:ショーン・コネリー
これは先ほド解説したように「ビッグ・ボス」の外見などモデルとなった。 作中のコネリーが演じるメイソンは「元イギリスのスパイ」という設定であり、一部のマニアからは「007では?」と思わせる設定となっている。
2人目:エド・ハリス(パッケージ右人物)
実はエド・ハリスはメタルギアソリッド3に登場する「ザ・ソロー」のモデルの外見モデルにもなっている。
3人目:マイケル・ビーン
パッケージには載っていないが、今作のSEALs部隊の指揮官「アンダーソン中佐」役で出演している。 実は旧作であるメタルギア1作目のパッケージのスネークのモデルはマイケル・ビーンであることが語られており、ザ・ロックでも外見に似ているが、マイケル・ビーンは映画「Navy SEALs」にも出演している。
映画「ザ・ロック」には他にも場面的にはメタルギアソリッド2プラント編の冒頭と似ており、SEALs隊員らがヴァンプに混乱するあまりに天井を撃つシーンや、雷電がプラント施設に海中から潜入する時の場面など似ているところが多い。 ストーリーでの冒頭も映画内では「海兵隊が新兵器強奪」に対して、メタルギアソリッド2の冒頭では「海兵隊の管理する新兵器が強奪される」とステージが雨でしかも夜という点もモデルとしている箇所だとわかる。 余談だが、ザ・ロックの主演のニコラス・ケイジの声でDVDおよびソフト版はスネークの声でおなじみの「大塚明夫」さんであるが、日本テレビ版だとアンダーソン中佐の声が「大塚明夫」さんであったりする。 海兵隊が祖国を裏切り反旗になるという面において「前線で数多くの兵士が犠牲になり、それも国家に裏切られる=見捨てられた」という点などは後のメタルギアソリッド3作目以降にも影響しているので是非1度はみたいアクション映画といえる。 他にも戦争映画などにも影響を与えた箇所が多い作品で観る価値は大きくある。
【最後に:自粛中だからこそ今】
自粛が続いてテレビ番組もつまらないかと思いますが、この機会に80年~90年代の映画をゆっくりと堪能するのもありかもしれない。 特に3D系のゲームなどもキャラクター像なども全く映画をモデルにしていたりするが、そのゲームをプレイする世代はその映画を知っているかどうか、ゲームが面白ければ当然元祖といえる存在の映画も面白いわけです。









