「池袋ウェストゲートバーク・シリーズ」は読んでないのですが、テレビで見たキャラを思い出しながら(古!)、読んでみました。
謡のお稽古の行きがけに「なにかヒマつぶしに本を読もう」と、ふと手にした一冊です。
なんといっても、森下愛子が演じていたマコトのかぁちゃんが、本の中でも鮮烈に浮かび上がってきます。
『反自殺クラブ』は短編集の最後の作品で、自殺サイトで自殺志望の人々を呼び込む謎のスパイダーという男。
そして、それを阻止しようとする反自殺クラブの攻防戦です。
残念ながら、関わった人々をすべて救うことはできませでしたが、最後に大きなドンデン返しがあります。
マコトのことば
「死んだ人間より生きている人間のほうが魅力的」
「心はいつも外で自己を実現をしようとしている」
「おれたちはどんな些細な理由でも自殺できるし、その反対にどんなくだらない理由でも生きていける」
「些細なこと」・・・というのは、ひっかかりますが、年間3万人の自殺者が出る日本。豊かなのか貧しいのか。考えさせられます。