『反自殺クラブ』 石田衣良 | COSMIC荘おばばの日記  心の病と共に

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統合失調症を患って、はや6年。幻聴、関節痛、身体バランスの悪さ、耳鳴り、頭痛などに悩みながら、家事をこなしています。COSMIC荘は架空のお宿です。日常生活、猫、嵐のことなど気ままに書いています。

「池袋ウェストゲートバーク・シリーズ」は読んでないのですが、テレビで見たキャラを思い出しながら(古!)、読んでみました。

謡のお稽古の行きがけに「なにかヒマつぶしに本を読もう」と、ふと手にした一冊です。

なんといっても、森下愛子が演じていたマコトのかぁちゃんが、本の中でも鮮烈に浮かび上がってきます。

『反自殺クラブ』は短編集の最後の作品で、自殺サイトで自殺志望の人々を呼び込む謎のスパイダーという男。

そして、それを阻止しようとする反自殺クラブの攻防戦です。

残念ながら、関わった人々をすべて救うことはできませでしたが、最後に大きなドンデン返しがあります。

マコトのことば

「死んだ人間より生きている人間のほうが魅力的」

「心はいつも外で自己を実現をしようとしている」

「おれたちはどんな些細な理由でも自殺できるし、その反対にどんなくだらない理由でも生きていける」


「些細なこと」・・・というのは、ひっかかりますが、年間3万人の自殺者が出る日本。豊かなのか貧しいのか。考えさせられます。