世阿弥のことば | COSMIC荘おばばの日記  心の病と共に

COSMIC荘おばばの日記  心の病と共に

統合失調症を患って、はや6年。幻聴、関節痛、身体バランスの悪さ、耳鳴り、頭痛などに悩みながら、家事をこなしています。COSMIC荘は架空のお宿です。日常生活、猫、嵐のことなど気ままに書いています。

お能の秘伝書、世阿弥の『風姿花伝』・・・。

なかなかに、今に通じることばが書かれています。


「初心わするべからず」と「秘すれば花」はもっとも有名だと思います。

どんなに成功しても、奢らず、いつも謙虚に、初心の心を忘れない・・・頂上というものはないのだと教えています。自分の得意技というのは、ついつい披露したくなるものですが、それも度を過ぎると、あきられてしまう。

今の芸人さんもそうだと思います。


「男時、女時」というのは、向田邦子さんの著書のタイトルにもなっていますが、実は世阿弥のことばであり、「勢いがあり勝ちそうなときが男時」「相手の力に押されているときが女時」だそうです。ちょっと、男女差別的ではありますが、女というのは弱い者とされてきたのですから、仕方がありません。

小さな負けにこだわらず、大きな勝ちを求めていく、ということだそうです。


大きな勝ち、とは何か? それは個人、個人で違うと思います。

金銭的成功だけが勝ちではないし、一時、流行った「勝ち組、負け組」など、もってのほかだと思っています。


結婚して子どもがいるのが勝ち組? ビジネスで成功するのが勝ち組?


自分が「あぁ、幸せだ」と思える瞬間のある人生が「勝ち」だと思います。


参考:the 能.com