本日、「文春オンライン旭川14歳少女イジメ凍死事件♯22」が掲載されました。

 

 

《 》内の文章は本文より抜粋。

 

#22−1  文春《その2回目の会合が6月4日に非公開で行われ、保管されているすべての文書の分析をすることや直接関わりのなかった生徒らへのアンケートを実施すること、7月には関与した生徒からの聞き取り調査を開始することが発表された。しかし、当初11月末までにまとめるとされた調査結果の公表については「日程は白紙」と延期が伝えられた。》

 

 6月4日に多くのメディアから出た第三委に関する記事は、全て共同通信が取材した文章で、具体的な調査方法は「7月にも関係する生徒らへの聞き取りやアンケートを実施する方針を決めた。」としか書かれていませんでした。上記の文春の記事を読むとアンケートの実施は7月までには行われるように読み取れます。文春は独自で取材してたのでしょうか?それともまたミスリードを誘った書き方でしょうか?

 

以下の《 》内は全て尾木ママさんの発言

 

#22−1《「正直言って、旭川市教育委員会は一刻も早く解散したほうがよい状態になっていると思うの。》

 

 旭川市に限らず日本全国すべて同じような状態なので教委会は必要ないと思います。税金の無駄遣いです。代わりに学校を警備するスクールポリスのような制度を導入すればいいと思います。

 

#22−2  《ところが、旭川市教育委員会が設置した第三者委員会は、当初11月末までには行うとした調査結果の公表時期について「白紙」にすると発表しました。これではとても「事案が進んでいる」とは言えません。はっきり言って第三者委員会は機能していないと思います。》

 

 僕は11月末を「白紙」にする事よりも、聞き取りを1ヵ月先の7月になるまでしないと決めた事の方が問題だと思いました。なぜわざわざ加害者達に猶予を与えるのか?また夏休みに入れば旭川市にいない同級生達も少なくないでしょう。

 

 

#22−2  《ところが、校長在任中に学校で“事件”が起きてしまったら、これらの恩恵を受けることができなくなってしまう。そのため、校長先生というのは、イジメなどが疑われる事態が起きると『なんとか穏便にできないか』と、“事なかれ主義”に陥りがちです。》

 

 これは重要な問題です。学校側が隠蔽する大きな理由が、いじめの発覚は教師達にとってマイナス要素となる。という事です。いじめが起こるのは必ずしも教師たちの責任ではありません。いじめの発覚をペナルティーとせず、いじめをどう解決したかが教師達の功績となるように変えるべきです。


 それといじめを隠蔽した教師達に対する罰則を厳しくする必要もあります。

 

#22−2  《旭川市のY中学校の校長先生もその意識がどこかにあったんじゃないかと推測できます。》

 

 意識がどこかにあったなんてレベルではなく確信犯ですよ。尾木さん。

 

#22−3  《旭川の市長も教育委員会に任せず、リーダーシップを発揮して、第三者委員会の人選についても抜本的に見直す必要があるでしょう。》

 

#22−4  《僕らが学校や市教委に働きかけても、なかなか資料が出でこなかったんですけど、幸運だったのは警察が動いてくれたことでした。》

 

 残念ながら旭川市長と旭川警察はこの事件の隠蔽に加担しています。

 

#22−5  《そこで、僕たちは、被害生徒がそのような行動をとることはあり得るのかどうかしっかり検証しようということで、精神科医や虐待問題の専門家、イジメ問題の権威らから2時間ずつ、レクチャーを受けました。現場も念入りに調べ、改めて出した結論は、結果的には僕の推論どおりだったのですが、第三者委員会の調査ではそうやって先入観を捨てて、一つ一つの事実を慎重に検証していったのです。》

 

 爽彩さんの言動や行動についても、権威のある専門家達に検証していただきたいですね。このことについては後日、記事にしたいと思います。

 

#22−6《市長のリーダーシップと第三者委員会の今後に注目したいと思います。》

 

 当たり障りのないまとめかたで終わりました。

 

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