誤審 | INDIANS21

誤審

高校野球の誤審はなんとかならないものだろうか。

審判は皆ボランティアでやっているので仕方ない部分もあるだろうが、

これでは選手があまりにも可哀想だ。

有名私立の選手は幼少からプロ目指して野球漬けの生活を送っている。

こんなくだらない誤審で敗退させられるのであれば今までの苦労が報われない。

高校野球は部活のひとつであり、教育の延長なので、有名私立で野球漬けに

なっている事が間違いという主張もあるだろう。ただ、そういった環境にしてしまって

いるのが世の中であり大人達であり高野連でもあるのだ。

高野連は文武両道、部活は勉強の延長を主張するのであれば今の制度を完全に

見直すべきではないだろうか。

それが出来ないのであればそういった環境で頑張ってきた選手たちの気持ちに

報いる為にも、こんなくだらない誤審が発生しないように審判の整備をするべきだ。


問題のシーンは横浜高校対関東一高、2-1で関東一リードの5回裏横浜の攻撃。

1死1塁3塁でセーフティスクイズ。これが見事に決まり3塁走者はホームイン。

だが直後に関東一の捕手がアピールをして、ホームベース踏み忘れで走者はアウト。

1塁走者も3塁でアウトになっていた為、そのまま攻守交替となってしまった。



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上が問題の写真。どうみても踏んでいる。

確かにど真ん中を踏んでいないので、ぱっと見は踏んでないと思うかも知れない。

踏んだか踏んでないか一番分かっているのは走者本人である。

考えてみてほしい、この局面で捕球したサードは1塁へ送球。打者走者はセーフに

なるも、1塁走者が3塁まで走り、ファーストはサードに送球してタッチアウト。

この場面、もし3塁走者が本塁をちゃんと踏めてなかったら、普通に踏みなおす

行為をしたであろう。プレーは自分以外の部分で起きており、踏みなおす余裕が

十分すぎるほどあったからだ。

それでも踏みなおしをしなかったのは確実にベースを踏んだ感触があったのだと

思う。

捕手が審判にアピールした時に、審判は捕手から説明を聞いて、走者の足跡を

チェックしていた。すなわち審判自身も走者がホームインした際には踏み忘れに

ついては認識がなかったであろう。それを足跡を見て走者をアウトと判定して

しまったのだ。状況からして極めて踏み忘れなど起き難い場面なので、審判自身

がハッキリと踏み忘れを確認していないのであれば判定を覆すなんて事は

すべきではない。この審判のあまりにもくだらない誤審のせいで、この走者は一生

「あの時のベース踏み忘れの・・・」という汚名を着せられてしまうのだ。


今日の第一試合の光星対愛工大名電の試合でも考えられない様な誤審があった。


野球というスポーツは日本の国民的なスポーツであり、高校野球も常に注目を

浴びてしまっている。ここまで注目されてしまっているので、そろそろ高野連も

審判の制度改革を進め、プロ審判を使うなりしたらどうだろう。なによりもこの様

な誤審のせいで涙する選手たちの心の痛みをもう少し理解して欲しい。