キャデラックは、ゴールドづくしだった。 | ビリー諸川の生涯ロカビリー!!

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ロカビリー一筋40年!
日本で、いや東洋で唯一エルヴィスのバッキングメンバー達とレコーディングした
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今はナッシュヴィルのカントリー・ミュージックのホール・オブ・フェイムに展示されているエルヴィスの有名なゴールド・キャデラックは、派手なイメージを持つエルヴィスの極めつけというクルマだ。

1960年型のキャデラック75リムジーンを土台として、エルヴィスはこのクルマをハリウッドの有名カスタマイザーだったジョージ・パリスに改造を依頼した。

トップを長く作り直し、粗い出来の白真珠で覆い、ボディには砕きダイヤや東洋から取り寄せた魚のウロコを混ぜた特殊調合のペイントを40回重ね塗りした。
金属の部分はそのほとんどすべてを24カラットの金で装甲した。
天井にゴールド・レコードを埋め込み、うしろの窓と運転席と後部席との間にあるガラスの仕切りには金ラメのドレーブがつけられた。
また車内には黄金の電話が2台備えられ、ひとつは外からかかってきたものを受けるもの、そしてもうひとつはそれを受けた運転手がうしろに乗っている人に電話の相手の名を告げるインカムだった。

他に、金の化粧箱がエルヴィスの手の届くところにセットされ、そのなかには、金の電気カミソリ、金の髪切りバサミが入っていて、金の電気靴磨き機、金のテレビ、レコード・プレーヤー、マルチ・アンプ、ラジオ、ラウド・スピーカー、エア・コン、2分丁度で氷皿いっぱいに氷ができる冷蔵庫、家庭用の電気器具なら何でも使える電源供給システムなどが備え付けられていた。