どうやら人は他人を説得しようなどと思わぬ人間にしか本当には説得されないらしい。だから説得しようと思ったら説得しようと思わないほうがいい。

だがこの世界にはそういった人間関係の文というか他人の意をくむのが格別に下手な奴もいるから気にせずまあそんなもんだとおもうのがちょうどいい。


2段落目はかの有名な小林秀雄の言葉であるが(だったと思う)1段落目はおれが考えた!!!と思ったらこれも彼の言葉だった。まあそんなもんだろう。


話は変わるのだけれど最近、秒速5センチメートルというアニメを見たのだがこの結論をめぐってこれを見た人と意見が割れた。

おれの意見は「主人公は過去を引きずったまま生きていく。そこに思いを巡らせることが作者の意図」


一方その人の意見は「主人公は過去を完全にではないが振り切っり前向きに生きていこうとする姿勢が最後に垣間見られた」というものである。


あっ、ちなみにこの話、たまたまyoutubeサーフィンしてたら発見した青春ホロ苦アニメなのだが映像が今まで見たアニメの中で一番綺麗だった。30分ぐらいで時間もちょうどいい。


個人的にアニメは感情移入できないのでそれほど好きではないのだがこれは割とあっさり見れた。最後の見解は絶対割れる!












ここまで読んで「ちょっと見てみようかな」と思った方は冒頭の策略にはまってくれたやさしいお方





まあ書いたことはホントだからみてください
結構せつない話でした。


さて机に戻ります
大人ってなんだ?


早く大人になりたいというのはたわごとだ。大人とはなにもいないでなれるものじゃない。大人とは一人前に社会に溶け込むことだ。なるものじゃなくて溶け込むといった表現が正しい。だから大人になるには溶け込む努力が必要であり仮面をもう一つか\わなきゃいけない


仮面とは何かに変身するためにつける補助輪みたいなものであってそれを演じているうちに自然と身体と同化する。


仮面は最初は苦しいがそのうち完全に変身する。



大人はやろうと思ったことを確実に遂行するしたたかさを持つ。冷静に、淡々とだ。それはまるで作業。しかしそこに強い意志を感じる。「やろうと思ったことをやれる」人が大人。真の大人。



大人ってなんだ???






終わり





義務と権利。勉強も、義務だと思った瞬間にどこかで手を抜きたくなる。義務となれば主体性が欠如し怠惰に転がるボールのように慣性の法則のごとく無味として流れる時間。そこに生命力はない。おれは人間だ!生きる!


生きることは義務じゃなくて権利だ!もっと考えろ、深く!悩め、深く!傷つけ、深く!

その過程こそが人生、財産、経験だ。


今日は管理会計の答練。最近財務で連結会計が始まったのだがこれがやはり一番ボリュームある。正直これまでと頭の使い方が全然違う。租税法も始まるのでこれまで以上に気合い入れなおす。実社会で働くのに比べたら受験勉強なんてくそだ。きまってることを作業のように思考し、結論を導き出すだけでいいんだから





動くばかりが人生じゃない!ときにはじっくり腰を据えての蓄積。絶対的なインプット。そこからまた違ったものが見えてくると信じる!神はいる!ニーチェはうそつきだ!!!




よし!
 



 

他人と話すことが恐ろしい。そう思ったのは去年の今頃。巨大な齟齬を含み得る。内的なものを言葉に翻訳する作業の難しさ。そして経験豊富な教養のある大人 と接すると感じるこのすべてを見透かされた気がする恐怖。自分が空っぽであることが相手にも分かっていることを’わかってしまった’。これは恐ろしい。も う何も話せない。恐怖だ。


会話とは何か。どのような相手にはどのような会話が適切であるか。コミュニケーションとは何か。もう単なる小手先の方法論はいらない。





今年その本質に迫る見事な本に出会った。





悪の対話術 (講談社現代新書)/福田 和也
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