2日の夜、夫-寅次郎と二人で、
デリーで行われたオーケストラを見に行ってきた。
元々、日本人の知り合いが誘ってくれて、
寅次郎に誠一郎の面倒を見てもらう予定だったのだが、
前日になり知り合いが行けなくなってしまった。
デリーでは珍しいクラシック・オーケストラ。
クラシック音楽は好きで普段から聞いているので
とても行きたかった。
そこで思い切って上階のリシャント一家に
誠一郎を3時間ほど預け、夫婦で行くことに。
インドで誠一郎を誰かに預けるのは初めて。
リシャントの奥さん・シャリニも不安そうではあったが、
「やってみるわ!」と快諾してくれた。
娘たちのチャービーとスマヤは大喜び
当日、誠一郎の夕寝と出掛ける時間を合わせ、
リシャントの家で寝かしつけて出発。
今回見に行ったのは、スコットランドのオーケストラ。
約2時間の演奏だったが、耳を通して体の隅々まで染み渡るような
メロディの繊細さと力強さに圧倒され、
感動しやすい私は涙が出そうになってしまった。
会場内は撮影禁止なので、チケットだけ・・
途中、誠一郎の泣き顔が一瞬頭に浮かんだが、
「いやいや、忘れよう」と演奏を聴くことに集中。
しかしそれ以上に気になったのは、
インド人聴衆たちの落ち着きのなさだった。
こういう類のデリーの文化イベントは、基本的に無料。
広く市民に開かれている。
(とは言え、見るからに貧しそうな路上生活者などは入れてもらえないが・・)
国際交流の仕事をしている寅次郎いわく、
文化イベントを有料にすると客は来ないらしい。
ある程度の身なりの人であれば誰でも気軽に
芸術に触れることができるのは素晴らしいことだと思うが、
その分、マナーはあまりよろしくない。
1曲演奏が終わるごとに退出者や入場者が歩き回り、
出入り口のドアがギイギイ音を立てて開け閉めされる。
ガヤガヤと話し声もする。
ひどいときは演奏中にケータイの着信音もする。
まあ、有料でも無料でも良し悪しはある。
どちらが良いとも悪いとも言えず、単に「違い」というほかないのだろう。
ともあれ、誠一郎から何時間も離れて
ゆっくり時間を過ごしたのは本当に久しぶり。
昨年夏の一時帰国中に母に誠一郎を見てもらって
寅次郎と食事に行って以来だと思う。
リシャントの家に誠一郎を迎えに行ったときは、
顔を見た瞬間、誠一郎がちょっと泣きそうになっていたが、
まあ割りと大丈夫だったようだ。
誠一郎を見てくれたリシャント一家に感謝
言葉が通じない、手が掛かる時期の赤ん坊を見るのは
大変だったに違いない。
お陰様で、気持ち的にも大分リフレッシュすることができた
貴重な癒しの時間を、育児中も大切にしたい。
