インド人の富裕層や、インドに住む外国人駐在員の家では、
よくメイドやベビーシッター、運転手を雇っている。
そもそも階級社会だし、日本の生活と違って不便なことが多く、
安全面を考慮した家に住もうと思うと広めの家になりがちで、
ホコリが多い上に建てつけの悪いインドの家は
掃除も大変なのである。
私も家事のことで多少の大変さは感じていたものの、
もとが適当な性格なので、家の中の全てがきれいじゃなくても
「気にしない」精神でやってきたし、メイドも雇ってこなかった。
インドにいた駐在妻が、日本に帰国するときに
「これから家事を自分でするのが億劫になった」
という話を聞いたこともあったから、なんとなくの抵抗もあった。
しかしここへ来て、やっぱり諦めることにした。
産まれてくる赤ちゃんのことで毎日奮闘することになるだろうし、
モヌとの関係も今以上に難しくなるかもしれない中で
今までのようにいかなくなることも多々あると思う。
夫-寅次郎の仕事もできる限り支えていきたいと思えば、
もう全部の家事を自分でこなそうとするのは諦めて
頼れるところは頼っていこうという考え方に切り替えた。
と言うわけで、上階の大家であるマタジ(ばあちゃん)に
メイドを紹介してもらい、21日に初めて来てもらった。
今はモヌも帰省していて日常的な仕事はないので、
普段手のつけられなかったわが家の溜まった汚れを
掃除してもらうことに
仕事ぶりは・・・
まあ予想通りと言ったところ。
言われたことはまあまあやる。
窓拭きをお願いしたら、ザーっと拭いて
「終わったわ」
と一言。
拭いた跡がすごく残ってたから、
「もう少しキレイにして」
と言えばそれなりにやってくれる。
窓でも床でも「拭く」というよりは「撫でる」程度である。
この日は1時間半ほどで終了。
最初からあまり期待もしていなかったので
そんなにガッカリしたり怒りを感じることはなかったけど・・・
こんなもんだよね~
って感じでございました。
それはそうと、とっても人相の悪い
意地悪ばあさんみたいな顔のこのメイドさん。
見た目ほど愛想は悪くないものの、
結構気は強い感じ。
あんまりニコニコしているいい人より
こっちも言いたいことが言いやすいところはあるので
あまり気にならない。
二カーっと笑うと、1本だけ残った歯が姿を見せるのが特徴。
仕事をちゃんとやってくれて、気の合うメイドを見つけるのは
結構大変なこと。
どうなることやら、
うまくやっていけるといいなあ・・
