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２０１３年５月１１日（土）、東京池袋の某所で行なわれている東京黙々会に参加した。
この日は、あいにく雨だった。ゴールデンウイーク中の土曜日は気持ちが良い天気だったし、２０１３年１月１９日（土）からこの会に参加して以来ずっと晴れだったので、池袋の雨は初めてだ。
いつもは交通費を浮かすため恵比寿経由で池袋に通っていたが、今回初めて東急東横線・地下鉄副都心線・東武東上線の直通で池袋へ！
地上に出たら、いつもと景色が違っていた。
ここは、池袋なのか？
しかし、駅の看板は「池袋駅」と書かれてある。
池袋駅前のどの辺なのか？
とにかく、いつもの場所を探して歩いてみた。
駅のロータリーに地図の看板があったので見てみると、衝撃が走った。何と西口に出ていたのだ。いつもは東口に出ているので、これは景色が違う訳だ。
映画「猿の惑星」の第１作のラストシーンで、「人類が猿に支配された惑星が実は未来の地球だった」という衝撃ほどではないが、それにかなり近い衝撃が私の中に走った。
私は方向音痴ではないので、地上を歩いて来たり、地上の電車に乗って来れば、初めて来た土地でもたいがい東西南北は把握できる。太陽や星の位置で東西南北を判断するという人類の遺伝子に刷り込まれている能力だ。これが、地下鉄に乗って地上に出ると、太陽や星の位置から東西南北を把握する情報が一時遮断されるため、全く機能しなくなるのだ。
とにかく、東口に回った。いつもの景色だ。
そして、ゴールデンウイークの初日とあまりにも違う天気だ。
＜②に続く＞
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