英語の歴史:総集編 | フロリダテニス留学後、英語学習に目覚め、英会話をマスター!英語を駆使し世界中で活躍する国際人を目指す元テニスプレーヤーのブログ

フロリダテニス留学後、英語学習に目覚め、英会話をマスター!英語を駆使し世界中で活躍する国際人を目指す元テニスプレーヤーのブログ

アルバイトをしながらプロテニスプレーヤーを目指し、競技力向上のためフロリダのテニスキャンプへ留学。帰国後、英語力の必要性を感じ、一から英語学習を始め英会話をマスター!!英語力を武器に活躍の場を世界へ!英語が話せれば数10億人とコミュニケーションが可能だ!!

応援クリックしていただけると大変助かります↓

   ⇒ 今何位? <人気ブログランキング>





■■ 英語の歴史:総集編



これまで、7回に分けて、英語の歴史を取り上げてきましたが、


最後に、総集編として各時代と主なトピックスをおさらいしましょう。




<英語の分類>


インド・ヨーロッパ語族をルーツとするゲルマン語派という


カテゴリーに分類される言語です。




<時代区分>


● 英語以前の時代:5世紀半ば以前


● 英語の時代:5世紀半ば以降


 ■ 古英語(Old English)の時代:5世紀半ば~11世紀半ば


 ■ 中英語(Middle English)の時代:11世紀半ば~15世紀


 ■ 近代英語(Modern English)の時代:15世紀~20世紀




<各時代のトピックス>


● 英語以前の時代:5世紀半ば以前


  ・ストーンヘンジ(巨石遺跡)が造られた時代:紀元前3000年~2000年


  ・ケルト人がブリテン島に侵入:紀元前9世紀頃~紀元前5世紀頃


  ・ローマ帝国によるブリテン島の支配:1世紀~紀元410年頃



● 英語の時代:5世紀半ば以降


 ■ 古英語(Old English)の時代:5世紀半ば~11世紀半ば


  ・ゲルマン人がブリテン島に侵入:5世紀半ば


    → 英語時代の始まり


  ・ゲルマン系のデーン人がブリテン島に侵入:8世紀後半


    → 北欧の言語の影響を受ける



 ■ 中英語(Middle English)の時代:11世紀半ば~15世紀


  ・ノルマン人がイングランドを征服しフランス人が英国王となる:1066年


    → フランスがイギリスの公用語となる
   
    → 上流階級はフランス語を使用し、庶民は英語を使用する


  ・英国王ジョンがフランスとの戦いに敗れ、ほとんどのフランス領を失う:1204年


    → 上流社会の人々にイギリス人としてのアイデンティティが芽生える


  ・百年戦争に突入:1337年~1453年


    → フランス語が敵国の言葉として権威を喪失し、公用語としての地位を失う


  ・英国王エドワード4世が議会での法案を初めて英語で起案する:1483年


    → 英語の地位が向上する【英語の復活】


  ・大母音推移(Great Vowel Shift)という現象が起こる:15世紀


    → 長母音の音の変化、二重母音の発生


    → これ以降「発音と綴り字の不一致」といった、英語特有の現象が起こる事となる    



 ■ 近代英語(Modern English)の時代:15世紀~20世紀


  ・活版印刷の発明:15世紀


    → たくさん存在した方言の中から、ロンドンの方言が標準語になる


    → 綴りが固定化する


  ・大母音推移(Great Vowel Shift)が続く:15世紀~17世紀


    → 音の変化は続くが、綴りは固定化されているので、「発音と綴り字の乖離」が激しさを増す


  ・イギリスのルネサンス:16世紀~17世紀半ば


    → 古典語(大量のラテン語、ギリシャ語)が英語に入ってくる


  ・英国国教会成立:1534年


    → ローマと関係を断ち、イギリス独自のキリスト教宗派が誕生する


  ・スペインの無敵艦隊を破る:1588年


    → イギリスが世界の覇者へ、英語が世界に広まるきっかけになる


  ・イギリス東インド会社設立:1600年


    → インド、アジアへの進出が始まる  


  ・ジェームス1世の命により欽定訳聖書が刊行される


    → 聖書がラテン語から英語で書かれるようになる:1611年


  ・ピルグリムファーザーズがメイフラワー号でアメリカに渡る:1620年


    → 英語の歴史にアメリカが加わる


  ・カナダがイギリスの植民地となる:1763年


    → カナダでも英語が使われるようになる


  ・アメリカ独立宣言:1776年


    → その後、アメリカは世界の超大国に成長し、英語がさらに世界中に広まる


  ・キャプテン・クックがオーストラリア、ニュージーランドを探検し、


   植民地への道を開く:1769年~1770年


    → オーストラリア、ニュージーランドでも英語が使われるようになる


  ・ケープ植民地がイギリス領となる:1795年


    → 現在の南アフリカでも英語が使われるようになる


  ・イギリス領インド帝国成立:1877年


    → イギリスによるインドの直接支配が始まる


  ・アヘン戦争の勃発:1940年~1942年


    → 香港がイギリスの植民地になり、英語が使われるようになる  



<最後に>


ブリテン島にはじめから英語を話す人が住んでいたわけではありません。


5世紀の半ばに、ゲルマン人が侵入してからブリテン島で英語が話される


ようになりました。


その後、ノルマン人がイギリスを占領して、イギリス国内の公用語が


フランス語になりますが、英語は庶民の間で使われ続け生き残ります。


その後、英語の地位がイギリス国内で復活し、活版印刷の導入により


ロンドン英語が標準英語としてイギリス国内に普及しました。


その後、イギリスは世界の各地に植民地を築き、アメリカ、カナダ、


オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、インド、香港などの


広い地域に英語圏を拡大しました。これらの国々では、独立後も英語が


使われてるところが多数あります。


現在、世界の人口は70億人を超えました。


英語をマスターすることによって70億人中何十億人という数の人達と


コミュニケーションを取ることが可能になります。


英語をマスターして、国際人を目指すことは人生を変えるきっかけになると思います。


素敵な国際人を目指して、ともに歩んで行きましょう!





★もしよろしければ、ぜひクリックしていただけると助かります↓


⇒ 今何位? <人気ブログランキング>










『中川裕之のメルマガ』
 隙間時間でもマスターできる英会話(無料)では、
 ブログには書けない情報なども追加して配信しています。


 ⇒ http://www.mag2.com/m/0001577626.html


もしよろしければ、こちらもチェックしていただけると嬉しいです。

 ⇒ http://www.hnakagawa.com