英語の歴史7:近代英語の時代(後期) | フロリダテニス留学後、英語学習に目覚め、英会話をマスター!英語を駆使し世界中で活躍する国際人を目指す元テニスプレーヤーのブログ

フロリダテニス留学後、英語学習に目覚め、英会話をマスター!英語を駆使し世界中で活躍する国際人を目指す元テニスプレーヤーのブログ

アルバイトをしながらプロテニスプレーヤーを目指し、競技力向上のためフロリダのテニスキャンプへ留学。帰国後、英語力の必要性を感じ、一から英語学習を始め英会話をマスター!!英語力を武器に活躍の場を世界へ!英語が話せれば数10億人とコミュニケーションが可能だ!!

応援クリックしていただけると大変助かります↓

   ⇒ 今何位? <人気ブログランキング>





■■ 英語の歴史7



今回は、英語が世界に広がっていく近代英語の時代(後期)です。



■ 近代英語(Modern English)の時代:15世紀~20世紀


□ 近代英語の時代(後期):17世紀~20世紀


  この時代の主なトピックス


  ・カナダがイギリスの植民地となる:1763年


    → カナダでも英語が使われるようになる


  ・アメリカ独立宣言:1776年


    → その後、アメリカは世界の超大国に成長し、英語がさらに世界中に広まる


  ・キャプテン・クックがオーストラリア、ニュージーランドを探検し、


   植民地への道を開く:1769年~1770年


    → オーストラリア、ニュージーランドでも英語が使われるようになる


  ・ケープ植民地がイギリス領となる:1795年


    → 現在の南アフリカでも英語が使われるようになる


  ・イギリス領インド帝国成立:1877年


    → イギリスによるインドの直接支配が始まる


  ・アヘン戦争の勃発:1840年~1842年


    → 香港がイギリスの植民地になり、英語が使われるようになる



1620年にピルグリムファーザーズ(Pilgrim Fathers)と呼ばれる人達が


メイフラワー号に乗ってアメリカに渡ったあと、ニューイングランドと呼ばれる


アメリカ北東部に植民地を設立していきました。これによりアメリカが英語圏になる


きっかけができました。



その後、ニューイングランドを植民地としていたイギリスと、カナダを植民地と


していたフランスとの間で戦争が起こり、これに勝利したイギリスが1776年に


カナダの植民地をイギリス領としました。これによりカナダが英語圏に加わりました。



イギリスは、フランスとの長い戦争により、戦費をまかなうため、アメリカの


植民地住民に対して重税を課し、貿易を独占しようとしました。


これに反発したアメリカ植民地住民は、1773年にボストン港を襲撃し、


ボストン茶会事件が起こりました。ボストン茶会事件に衝撃を受けたイギリスは


植民地住民に対して強硬な態度をとったため、ついに1775年にアメリカ


独立戦争が勃発し、これに勝利したアメリカが1776年に独立宣言を発表しました。



独立当初13州だったアメリカは、英語を公用語とし、発展を続け、領土を拡大し、


世界の超大国に成長し現在に至っています。現在アメリカには50州あり、


巨大な英語圏となっています。



18世紀に、キャプテン・クックで知られるジェームズ・クックが1769年に


ニュージーランドを発見し、次いで1770年にオーストラリアの東海岸に上陸しました。


これをきっかけに、オーストラリア、ニュージーランドがイギリスの植民地と


なっていきました。これによりオーストラリアとニュージーランドも英語圏に


加わりました。



1795年にフランス革命軍がオランダを占領すると、それに乗じてイギリスは


オランダの植民地だったケープ植民地を占領しイギリス領としました。


ケープ植民地は、1910年に南アフリカ連邦(現在の南アフリカ共和国の前身)が


発足するまでイギリスの支配下に置かれました。これにより現在の南アフリカも


英語圏に加わりました。



17世紀に、スペイン、ポルトガルの没落に伴い、イギリスとオランダが


アジア海域へ進出しました。1623年にイギリスはオランダとの争いに破れ


東南アジア交易からは駆逐され、インドへの進出を推し進めました。


その後、フランスもインドに進出してきましたが、1757年にイギリスがフランス


を破り、インドがイギリスの植民地となっていきました。


その後、イギリス支配に不満を抱くインド人により、1853年にインド大反乱が


起こりますが、イギリスはこれを徹底的に鎮圧し、1877年にイギリス女王


ヴィクトリアがインド女帝を兼任するイギリス領インド帝国が成立しました。


イギリス領インド帝国は1945年にインドが独立するまで続きます。


これにより、インド人は独特なインド訛りがあるものの英語を話せる人がたくさん


いるのです。



また、17世紀にイギリスは清朝(現在の中国)と貿易を行ないましたが、


茶葉の大量輸入に起因する貿易赤字に対応するため、インドからアヘンを輸出し


販売を開始しましたが、アヘン輸入規制を推進する清朝とイギリスの間に紛争が


発生しました。これが原因で1840年にアヘン戦争が勃発し、1842年に


イギリスが勝利して、香港がイギリスの植民地となり、香港も英語圏に


加わりました。香港は、第二次世界大戦時の1941年~1945年は日本に


占領されましたが、戦後イギリスの植民地に復活し、1997年に中国に返還


されるまで続きました。



このように、イギリスは、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、


南アフリカ、インド、香港など、世界中に植民地を拡大し、独立後もほとんどの国で


英語が使われています。



そして、現在、インターネットの普及により英語がさらに広がっています。


世界には70億人の人々が暮らしています。日本の人口は1億人強です。


日本語しか話せないと、コミュニケーションを取れるのは1億人強ですが、


英語をマスターすることによって70億人中何十億人という数の人達と


コミュニケーションを取ることが可能になります。


英語をマスターして、国際人を目指すことは人生を変えるきっかけになると思います。


素敵な国際人を目指して、ともに歩んで行きましょう!





★もしよろしければ、ぜひクリックしていただけると助かります↓


⇒ 今何位? <人気ブログランキング>










『中川裕之のメルマガ』
 隙間時間でもマスターできる英会話(無料)では、
 ブログには書けない情報なども追加して配信しています。


 ⇒ http://www.mag2.com/m/0001577626.html





もしよろしければ、こちらもチェックしていただけると嬉しいです。

 ⇒ http://www.hnakagawa.com