英語の歴史2:古英語の時代 | フロリダテニス留学後、英語学習に目覚め、英会話をマスター!英語を駆使し世界中で活躍する国際人を目指す元テニスプレーヤーのブログ

フロリダテニス留学後、英語学習に目覚め、英会話をマスター!英語を駆使し世界中で活躍する国際人を目指す元テニスプレーヤーのブログ

アルバイトをしながらプロテニスプレーヤーを目指し、競技力向上のためフロリダのテニスキャンプへ留学。帰国後、英語力の必要性を感じ、一から英語学習を始め英会話をマスター!!英語力を武器に活躍の場を世界へ!英語が話せれば数10億人とコミュニケーションが可能だ!!

応援クリックしていただけると大変助かります↓

   ⇒ 今何位? <人気ブログランキング>





■■ 英語の歴史2



今回は、英語の時代の始まりと古英語の時代です。



● 英語の時代:5世紀半ば以降


■ 古英語(Old English)の時代:5世紀半ば~11世紀半ば


  この時代の主なトピックス


  ・ゲルマン人がブリテン島に侵入:5世紀半ば


    → 英語時代の始まり


  ・ゲルマン系のデーン人がブリテン島に侵入:8世紀後半


    → 北欧の言語の影響を受ける



ゲルマン人がブリテン島に侵入してからノルマンの征服までが、


古英語の時代です。



5世紀の半ば頃に、ヨーロッパではローマ帝国は衰退に向かい、


ゲルマン民族の大移動が起こりました。



そして、ローマ人が撤退し、ケルト人が住んでいたブリテン島に


ゲルマン人のアングロ族・サクソン族・ジュート族が侵入し、


この地に定住します。

彼らが使っていたゲルマン語がいわば「英語の原型」となり、


この言語は一般に「古英語(Old English)」と呼ばれています。


「イングランド」という地名は「Angla + land(アングロ人の土地)」が語源です。


「イングリッシュ」は「Engl(Angle) + ish」というようにアングロ族を含んでいます。


また、アングロ-サクソン(Anglo-Saxon)というのは、アングロ族とサクソン族を


つなげたもので、今日のイギリス人の主な祖先となっています。



古英語の文法は現代英語と比べるとはるかに複雑で、名詞の性も存在し、


格変化もありました。


古英語はドイツ語に非常に近かったと考えられています。


現代英語では定冠詞はtheの一種類のみですが、古英語では18種類もありました。


ちなみに現代ドイツ語には16種類の定冠詞が存在します。



その後、8世紀後半からスカンジナビア半島に住むゲルマン系のデーン人が


ブリテン島に侵入してきます。


また、デーン人など北欧の人達は、フランスにも侵入し「ノルマン人(Norman)」


と呼ばれ、後にフランスにノルマンディー公国をつくります。


なお、ノルマン人とは北の人(Northman)という意味です。



さて、ブリテン島では、デーン人の話していた言語(古ノルド語)の影響を受け


古英語の「文法の簡素化」が始まりました。


古ノルド語は今日のデンマーク語、スウェーデン語、ノルウェー語のもとになる


言語です。



この「文法の簡素化」は、次の時代(中英語の時代)の始まりとなる


ノルマンの征服【ノルマン・コンクエスト】(1066年)以降、


加速度的に進むことになります。



次回は、


● 英語の時代:5世紀半ば以降


■ 中英語(Middle English)の時代:11世紀半ば~15世紀


について解説します。





★もしよろしければ、ぜひクリックしていただけると助かります↓


⇒ 今何位? <人気ブログランキング>










『中川裕之のメルマガ』
 隙間時間でもマスターできる英会話(無料)では、
 ブログには書けない情報なども追加して配信しています。


 ⇒ http://www.mag2.com/m/0001577626.html



もしよろしければ、こちらもチェックしていただけると嬉しいです。

 ⇒ http://www.hnakagawa.com