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本日のアドバイス
<質 問>
「英語はアルファベットを使っているのに、なぜ表音文字ではないのですか?」
<回 答>
この理由を知るためには、英語の歴史を知る必要があります。
英語は、ご存知のとおりイギリスで生まれ、大英帝国の植民地支配により
世界各地に広がって行きました。
しかし、成り立ちは、様々な民族の侵略や統治により、他言語の影響を受け、
混ざり合ったものなのです。
今でこそ、英語は世界の共通語としての地位を確立していますが、
500年ほど前まではブリテン島(イギリス本島)とアイルランド島で
話される一言語にすぎませんでした。
イギリスは島国なので日本とよく比較されますが、歴史は大きく異なります。
日本は、他民族に攻められたことはあるものの、侵略や統治をされたことが
ほとんどありません。
ところが、イギリスは何回も他民族による侵略や統治を受け、その中で
生き抜いてきたのです。
イギリスは、ドーバー海峡を隔ててヨーロッパ大陸と約30kmしかありません。
日本と韓国の距離は、約160kmあります。
この130kmの差が他民族の支配を受けるか否かにとって大きかったようです。
さて、このような状況の中で、英語はどのようにして生まれ、
どのようなプロセスを経て、現在のような言語になったのでしょうか。
英語は言語学的に言えばインド・ヨーロッパ語族をルーツとする
ゲルマン語派(ドイツ語・オランダ語・デンマーク語・スウェーデン語・
ノルウェー語・アイスランド語等)というカテゴリーに分類される言語です。
時代を大きく分けると
・英語以前の時代:5世紀半ば以前
・英語の時代:5世紀半ば以降
となり、英語の時代は更に
・古英語(Old English)の時代:5世紀半ば~11世紀半ば
・中英語(Middle English)の時代:11世紀半ば~15世紀
・近代英語(Modern English)の時代:15世紀~20世紀
と区切ることができます。
ちなみに20世紀以降は「現代英語」といいます。
各時代の解説は、次回以降で行ないます!
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