ナレーション、読み直しのコツ!? | 日英バイリンガルアナウンサー 藤村由紀子 

日英バイリンガルアナウンサー 藤村由紀子 

バイリンガルMC・日英司会・日本語&英語ナレーション・レセプション通訳

ちょっと多めのナレーション案件
やっと昨夜、納品しました!

今回はドイツから。
リーダーシップに関する
動画講座のナレーションでした。

人から信頼され慕われ尊敬される
リーダーとはどんな人か?
そのためには、
働き方、接し方、言動をどう変えるか?

ナレーションしながら
かなり勉強にもなりました。

さて、その原稿の量は
A4用紙で40枚以上。

左半分に英語、右半分に日本語が
書かれているので
読むのは右半分だけ。
トータルで1時間強の分量です。

なるべく読み間違いがないように
気を付けてはいるんですが
後で編集していると
たまーに、読み間違いを発見します。

判断と決断 とか 
効果と成果 とか…。

そんな時は
もちろんリテイク、読み直しを
するのですが、

スピードや声の明るさ、雰囲気を
全く一緒にするのは、けっこう大変。
微妙にずれたりするのです。

でも、そうすると、
話の流れがキレイにつながりません。
一部分だけ浮いている感じに…。

では、どうするのか?

私の場合
自分のナレーションを
何度か聞いて頭に入れ
さらに、
自分の収録した声に合わせて
一緒に声も出して練習した上で
数パターン、
微妙にトーンやピッチを変えて
収録しています。

こうすると、まず大丈夫。

一部分だけ差し替えても
違和感なく自然に聞こえます。

1時間分のナレーション、
黙読→下読み→収録→編集→
リテイク→聞き直し→最終チェック

と一連の作業をするのは、
けっこう時間がかかりますが
今回も無事に納品できて
ホッとしました。

さて、
今回のナレーション案件
終わって請求書を書いていて
ナレーション料が
ドルではなくユーロで
提示されていたことに気付きました。

1ドル≒105円
1ユーロ≒130円

ちょっと得した気分です♪