どうも、おおはまです。

 

 

 

今回は for と混同しがちな

 

“to” 

 

について話していきます。

 

 

 

 

「to なんて簡単よ」

 

「to=”〜に“ でしょ?」

 

 

 

と覚えていませんか?

 

 

 

しかしそれだけでは不十分です。

 

 

 

to の本当の意味は、

 

ある場所まで、ある時点まで、

ある状態まで、〜に対して、

〜に比して、〜に合わせて、

〜すること、〜するための、

〜するために、、、

 

 

と、無数に意味が存在します。

 

 

 

しかし、これだけ多数の意味を

1つずつ暗記しようとすると

 

挫折します。

 

 

 

英語を習得するので大事なのは

 

「英語→日本語訳を覚える」

 

ではありません。

 

 

 

英語話者がその言葉に浮かべている

 

イメージ

 

を理解していくことです。

 

 

 

イメージさえ掴めば

それに派生された意味まで

 

全て1発で理解できるようになります。

 

 

 

そんな to のイメージをしっかりと理解して

英語力を飛躍させていきましょう。

 

 

 

 

 

◼︎to=「〜に到着する」

 

 

ではその to のイメージは何かというと

 

「〜に到達する」

 

です。

 

 

to は“到着点”

 

を含む時に使われるので、

 

 

到着点を含まない for 

 

とはまた別の単語なのです。

 

 

 

for のイメージについては

こちらの記事でも書きましたが、

 

for=到着点を含まない「〜に向かう」

 

です。

 

 

 

例えば

 

I left for Tokyo.

 

 

これは東京に“向かって出発した”

 

だけであって、

 

実際に東京に“到達したか“

どうかは正直わかりません。

 

 

I left for Tokyo.

 

は、

 

〜に向かって出発した

という事だけを意識しているのです。

 

 

 

対して

 

I went to Tokyo.

 

 

こちらは到達点を含む to が使われているので、

 

 

実際に東京に行った、東京に到達した。

という意味になります。

 

 

これが to と for のイメージの違いです。

 

 

 

 

◼︎ to には距離は関係ない

 

 

to=「〜に到着する」

 

というと

 

 

「to には距離が必要なのでは?」

 

と疑問に思う方もいますが、

 

 

全くそんな事ありません。

 

 

 

例えば、

 

Attach your photo to your application form.

 

 

これは

 

「写真を申込書に添付して下さい」

 

という訳になるのですが、

 

 

これには全く距離はありません。

 

 

むしろくっついているくらいですよね。

 

 

 

to に距離は関係なくて

 

 

大事なのは

 

「到達点」

 

を含んでいるかです。

 

 

 

他にも

 

 

I was bored to death.

 

 

であれば、

 

 

I was bored

「私は退屈した」

 

to

「どこまで到達したかというと」

 

death

「死ぬほど」

 

 

というようになります。

 

 

なので「私は死ぬほど退屈した」

という訳になります。

 

 

 

 

to=「到着点」

 

 

を意識するだけで

 

もうひたすらに to の日本語訳を

覚える必要はありません。

 

 

 

◼︎ to を時間に使ってみる

 

 

さて、ここからは多くの英語学習者が

混乱してしまっている

 

時刻問題

 

について話してきます。

 

 

 

しかしこれも 

 

「to の到達点のイメージ」

 

を使えば1発で理解できます。

 

 

 

例えば

 

five to ten.

 

 

これは

「5分が到達する先は10時」

ということで

 

「10時の5分前」を意味する

 

「9時55分」を指しています。

 

 

 

◼︎イメージ化をして感覚を身につけよう

 

 

to=「到達するイメージ」

 

これを理解できれば

 

 

なぜ

 

ある場所まで、ある時点まで、

ある状態まで、〜に対して、

〜に比して、〜に合わせて、

〜すること、〜するための、

〜するために、、、

 

という細かな日本語訳が生まれるのか?

がわかるかとおもいます。

 

 

 

日本語はとても便利で

 

色んな状況に合った

細かな表現を表す言葉が存在します。

 

 

しかし英語は全くの逆で

1つの単語で色んな表現をする事ができます。

 

 

なので1つの英単語に

複数の日本語訳が存在しています。

 

 

英語を習得する1番の近道は

1つ1つの日本語訳を覚えていくのではなく、

 

英語のコアイメージ

 

を掴んでそこから派生された

意味も理解することです。

 

 

イメージをしっかり理解して

英語力を伸ばしていきましょう。

 

 

 

to=「到達するイメージ」

 

 

でした!