バイリンガル育児を続けてはいるものの、
テキトー、ゆるゆる、だらだらの我が家
それでもバイリンガル育児やおうち英語の関する書籍を本屋でみつけると
ついに手に取ってしまう母です。
もう、やる気あるのやる気ないの
どっちなのー
と自分自身に突っ込みたくなります
そんな私が最近思わず購入してしまった本がこちら。
小学生で高校卒業レベルに!
目指すのは小学生での英検2級合格!
というコピーが目に留まり、
読んでみたくなりました
前に書いたことがあるのですが、
小学生の間に英検2級程度の英語力を身につけるというのは
私が勝手に思い描いているおうち英語のゴールなのです。
目指す英語レベルが合致しているので、
参考になる部分もあるだろうと思って購入したのですが、
大正解でした
まず著者の江藤友佳さんですが、
英語教授法の修士課程修了
カリフォルニア州の小中高の教員資格あり
という経歴をお持ちだそうで、
こちらの本も
言語学を少しかじったことがある人が読んでも
違和感のない、アカデミックな内容を含む本となっています。
おうち英語をやっていると
それぞれの子どもに合った
英語習得法があり、
全ての子どもに効果があるような万能な
おうち英語のカタチというものは存在しないことを思い知らされますが、
それでも、言語学の視点を含んだ書籍を読むことにメリットはあると感じます。
特定の子どもにたまたま効果があった方法よりも、
ある程度の研究や調査が行われた事柄の方が
一定の安心感を与えてくれる情報である可能性が高いからです。
こちらの本には私が学生時代に学んだようなことも平易な言葉で簡潔に説明されており、
忘れかけていた知識をブラッシュアップするのにも役立ちました。
また、英検に対する考えも
小学校卒業までに英検2級取得を目指すことで、
小学1年生、2年生、それぞれの学年で
どこまでの英語力を伸ばしていくべきか、
通過点も明確にしやすいこと、
英検がそれまであやふやだった
知識を修正したり整理したりする
機会となることなどにも
共感でききたし、
英語や英検対策を通じて
思考力を育てていく考えにも
好感を持ちました。
本気のおうち英語指南書
読んでみてよかったです
でも、読んだだけでは
道具を揃えただけでゴルフとかが上手くなった気になっている人と同じなので、
読んだことを我が家のおうち英語に
少しは落とし込めるといいなあと思います