こんにちは。バイリンガル・アカデミーです。

季節は完全に梅雨になり、じめじめとした天気が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?


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さて、今回はさっそく前回の記事に載せたACTについての説明を続けたいと思います。


前回の記事【リンク】はACTSATの違いを説明しましたが、

今回の記事では、ACTの各セクションの試験内容の詳細についてご紹介していと思います。

特に、English」、「Reading」、「Writing」セクションの試験内容
について紹介していきたいと思います。


■Englishセクション
まず初めにACT Englishセクションですが、

このセクションは文章内容の理解力を測るものではなく、文法力を測るテストです。

所要時間は45分で、長文5題が出題されます。
また、長文1題につき設問15問あるので、全部で75問あることになりますね。

では、どんな問題が出されるのでしょうか?

①文法、修辞問題


文法、修辞問題は、長文内の下線部の文法的、修辞的な間違いを見つけ
正しい文章にするために必要な選択肢を選ぶ問題です。


②文章構成問題


文章構成問題は、その文章の中にある単語や文章を足した(もしくは、引いた)時、
文章構成にどのような変化をもたらすか
を選択肢の中から適当なものを選びだす問題です。

この説明だとあまり問題のイメージが湧かないと思いますので、以下のURLを参照してください

http://www.actstudent.org/sampletest/english/eng_01.html


■Readingセクション

次はReadingセクションについてです。

このセクションでは、文法問題はなく、長文の読解力が測られます。

所要時間は35分で、約750単語の長文が5題出題されます。
またEnglishセクションと同じように、長文1題につき設問があり、1題につき10問なので
全部で50問あることになりますね。


また、文章のテーマは、
人類学、社会科学、自然科学に関することとなっていますので、
ある程度それらがどのようなものなのか理解しておくことが早く読む手助けとなります。

こちらも実際の問題をご覧になりたい方は以下のURLを参照してください。

http://www.actstudent.org/sampletest/reading/read_01.html



■Writingセクション

最後はWritingセクションですね。

このセクションは文字通り正しく文章を書く能力が測られます。
所要時間は30分で1つのエッセーを書くことになります。

ACTのエッセーの特徴として、
ある問題について2つの意見が出され、そのどちらかを選ぶか、もしくは違う意見を出し、その理由を論述
していくという形式になっています。

例えば、高校を5年制にすることについて、
賛成意見と反対意見を読んだ上で、自分の意見を構築し、エッセイ形式でまとめます。

こちらも以下のURLから実例をご覧ください。

http://www.actstudent.org/writing/sample/

文字数無制限
ちなみに、エッセーに文字数の制限はありません。

しかし少ない文字数では高いスコアを取ることはとても難しいです。

高得点を出すには正しい文章構成で説得力のある内容が必要になります。これらを自分のエッセーに含むには必然的に文字数は多くなります

そのため、高スコアを出したいのであれば600~700単語は必要になります。


少し長くなってしまいましたが、今回はこれでACTの「English」、「Reading」、「Writing」セクションの説明を終わります。

バイリンガル・アカデミーではSATやACTのサポートも行っておりますので、
ご興味のある方は是非一度無料体験レッスンを体験してみてください。


次回はACTの「Math」と「Writing」セクションの試験内容ついて、今回と同じようにご紹介いたします。

では、また次回まで。