こんにちは。バイリンガル・アカデミーです。

春が終わり、じめじめとした天気が続き、いよいよ梅雨の季節ですね。
今回は試験が近づいているACTについてご説明したいと思います。


$インターナショナルスクールのすべて-SAT-vs-ACT


ACTとは何かということを最も簡単に説明すると、

米国の高校生を中心に、アメリカの大学への進学希望者が
大学を受験する際の学力を測る共通テストです。


つまり以前ご説明しましたSATと同じように、
センター試験と同じ位置づけですね。

ACTはSATと同じように1年に何度も受けることができます。
次回のテストは2013/10/06(申し込みは終了しています)。
また、試験会場は日本のアメリカンスクール(東京)等のインターナショナルスクールになります。


では、SATACTは何が違うのでしょうか?

1.ACTにはSubject Testがない


以前の記事「ハーバード大学へのセンター試験??」で説明したように、
SATにはReasoning Test とSubject Test(科目別)があります。

しかしACTにはSubject Test のような科目別の試験はなく、
SAT Reasoning Testと同じような内容の試験
となっています。


2.ACTとSAT Reasoning Test の違い

ACTにはSAT Subject Test(科目別)がないということが分かりましたが、
ではSAT Reasoning Testとはどう違うのでしょうか?

SAT Reasoning Testの内訳は、「Critical Reading」「Mathematics」「Writing」となっていましたね。

一方、ACTの内訳は、
「English」「Reading」「Writing」「Math」「Science Reasoning」となっています。

つまり内容面について、ACTはSAT Reasoning Testに比べ、英語の科目が1つ多いこと、
またScience Reasoningという科学の科目のテストがあるという点で異なるのです。

なおACTのWritingセクションの受験はオプショナルとされています
(ただ、近年Writingのスコアの提出を要求する大学が増えています)。



.ACTとSATのスコアの違い

内容面に加え、スコアも異なります。

SATは「Critical Reading」「Mathematics」「Writing」各セクション800満点で、合計2400点満点です。

一方ACTは、「English」「Reading」「Writing」「Math」「Science Reasoning」各セクション36点満点で、
合計ではなくそれらの平均点をスコアとして算出し、36点満点です。


どうでしょうか?ACTとSATの違いを理解して頂けましたでしょうか?

バイリンガル・アカデミーではSATやACTのサポートも行っておりますので、
ご興味のある方は是非一度無料体験レッスンを体験してみてください。


次回からはACTの各セクションの説明をしたいと思います。