バイリンガル占い師田中香甫です。
学んではいたけれど、全く使っていない納音占いを2回に分けて、昔メモったノート通りにUPしたいと思います。
納音(なっちん)とは、六十干支を陰陽五行説や中国古代の音韻理論を応用して、木・火・土・金・水の五行に分類し、さらに形容詞を付けて30に分類したもの。生れ年の納音によってその人の運命を判断する。←(byウィキペディア)
納音は陰陽一組、2年連続。海中金で始まり、大海水で終わる。
30種のうち、22 天河水(昭和41、42年生まれ)と23 大駅土(昭和43、44年生まれ)は国を担う運を持って生まれている。
自分の代で達成できなかった目標や志は、その子と孫に引き継がれて達成される。
1海中金 文字通り、海底に眠る金、宝ですから、見つけてもらって初めてその真価と価値が生まれる。三碧木星、四緑木星、六白金星と九紫火星の吉方を取ると良い。
2炉中火 字の如く、薪の助けを借りて、大きく燃え上がる。容器の中、枠の中の火なので、組織の中で活躍する。一白水星の吉方を取ってもらいたい。四緑木星、六白金星、七赤金星の吉方も良い。
3大林木 世界を跨いて活躍する大物気質。若いころに世界を見せてあげると、目標も高くなる。成功者が多い。二黒土星と六白金星の吉方を取ると自信がついてくる。
4路傍土 道路の土なので、いつも踏まれている。忍耐力があって、辛抱強い。自分が目立つポジションというより、No.2という一歩引いての影役。一白水星と二黒土星の吉方をお勧め。
5剣鐸金 別名:抜き身の剣。エネルギッシュだが、短気。落ち着いた心を持たせたい。尊敬できる人に出会いたい。二黒土星、四緑木星と六白金星の吉方を取ると良い。
6山頭火 理想の中で生きやすい。コツコツが苦手。芸術家タイプ。二黒土星と六白金星の吉方をお勧め。
7澗下水 ピュアで、騙されやすい人。金儲けはお勧めしない。抜け道が上手で、発想がユニーク。四緑木星(調和)と六白金星(足を地に着ける)の吉方をお勧め。
8城頭土 城頭は上等に通じる。生まれが良い(名士とか、金持ちの家など)、品がある。二黒土星と八白土星の吉方をお勧め。
9白蝋金 錫(すず)のこと。素直で従順。納音の中で一番柔軟性がある。
10楊柳木 あらゆる木の中で一番伸びるが、長続きはしないのが短所。好奇心旺盛で、器用貧乏。コツコツ、継続の力をつけるには二黒土星、四緑木星と六白金星の吉方を取りたい。
11井泉水 智慧があり、アイデアが豊富。きれいな人が多い。商売には向かない。お金に関わらない方が良い。ピュアな人だからこそ、もう少し欲を持ってほしい所。勉強することは大事。二黒土星と八白土星の吉方を取るべき。
12屋上土 屋上の土なので、根っこを深く下せず、心が広くはない。謙虚さが必要で、人を育てることに向いている。二黒土星、三碧木星、四緑木星、六白金星の吉方をお勧め。
13霹靂火 青天の霹靂。気性が激しい。若いころ苦労した人ほど晩年で大成する。破壊的要素が持っている。四緑木星、六白金星、八白土星の吉方をお勧め。
14松柏木 木の中で最も良い納音。運が良くて、長寿。頼りにされる。吉方は何でも良い。
15長流水 納音では水が全般が良い、逆に金をつく人は苦労する。大きい目標を持った方が良い。六白金星、八白土星の吉方をお勧め。
(下)へ続く