悲鳴の5月にむけて転ばぬ先の杖 プリスクールの謎 | ハル・アキのパパの独り言

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ダブルネイティブバイリンガル育成への挑戦と成功。ハル&アキの言語習得旅。親としての学び、バイリンガル教育の戦略、子供の言語発達支援、家庭での英語環境作りの秘訣まで、具体的なヒントを紹介します。

進学のとか入園の準備期間になりました。

我が子ネイティブも私立中学に入学します。ついていけるかな

 

悲鳴の5月に向けて転ばぬ先の杖: プリスクールの謎」と題されたこのブログは、バイリンガル教育の現実とその複雑性に光を当てます。

 ただしここでいうプリスクールは独立系です。 

 インターナショナル・スクールの付属のプリスクールに関して言うと 事情がちがいますのでここでは外します。 またいつか情報収拾したら書くことにします。

 

 プリスクールの選択は多くの家庭にとって大きな一歩であり、その結果は子供たちの将来に大きく影響します。

しかし、成功の保証はどこにもありません。

実際、多くの場合、成功は少数に限られ、その成功基準も曖昧なものとなっています。

メリットとしては、プリスクールが提供する多言語環境は、子供たちにとって貴重な機会を提供することができます。

言語の浸透と習得は、自然なコミュニケーションの中で最も効果的に行われるため、

理論上、ここで言う理論というのは。プリスクールの理想状態です。つまり多くのプリスクールの看板に書かれていることをまずは鵜呑みとしていくのが基本です。しかしこのメリットは一部の子供たちにしか適用されません。

 多くの観察者の 評価は 10%が有利となり あとの90%は影響なし生涯の英語教育にデメリットになるケースも存在します。9割は英語など話せるようにはなっていません。

 

 

プリスクールの参観日

見た目の光景と実際の学習成果

プリスクールの参観日は、一見すると、子供たちの英語学習の成功を象徴するような楽しい光景で溢れています。子供たちがネイティブの先生と自然に英語で会話している姿は、多くの親御さんにとっては、そのプリスクールが提供する教育の質の高さを証明しているように見えるかもしれません。しかし、ここで重要なのは、その見た目の光景が実際の学習成果を正確に反映しているかどうかを見極めることです。

 

ネイティブスピーカーの語彙とその使いこなし

 

ネイティブの子供たちは、年長クラスのこの時期には、派生語を含め、約3500の語彙を持っていると言われています。これは、基本単語の使いこなしを考慮に入れた場合の数値で、基礎単語だけで見ると約1200になります。この豊富な語彙は、単に単語を知っているだけでなく、それらを日常会話の中で柔軟に使い分ける能力を含んでいます。

 

日本のプリスクールにおける語彙の現状

 

一方、多くの日本のプリスクールでは、目標とする基礎単語数が800から1200程度に設定されていますが、実際の使いこなしレベルでは、ネイティブスピーカーの子供たちに比べて大きく劣ることが知られています。これは、単に単語を覚えることに重点を置いているが、それらを実際の会話の中で自然に使用する能力までを育てるところまで至っていないことを示しています。

 

英検とプリスクールの語彙目標

 

日本の英検2級は、アカデミック単語を含めた語彙の幅広さを要求しますが、基礎単語の使いこなしに関しては、アメリカンプリスクールの卒業レベルには届かないことが多いです。これは、試験のための学習と実用的な会話能力の育成という、目標の違いから来るものです。英検を目標として掲げているプリスクールを選ぶ際には、その学習が試験対策に偏っていないか、実際の会話能力を育てることにも焦点を当てているかを洞察力を持って判断する必要があります。

 

親御さんのための洞察力

 

プリスクールの参観日において、親御さんは表面的な楽しさや子供たちの一時的な英語使用の様子に惑わされることなく、実際の学習成果、特に語彙の使いこなしのレベルに注目する必要があります。子供たちが日常会話の中で自然に英語を使用し、さまざまな状況で柔軟に言葉を操れる能力を身に付けているかどうかが、真の学習成果の指標となります。この深い洞察が、最終的に子供たちにとって最適な教育環境を選択するための鍵となります。

 

 

悲鳴の5月に向けて転ばぬ先の杖: プリスクールの謎

 

バイリンガル子育てに真剣に取り組む親御さんにとって、プリスクール選びは子供の未来に大きな影響を与える重要な決断です。多くの家庭では、プリスクールでの楽しげな英語の会話を子供の英語習得の成功と解釈しますが、実際のところ、その先の道のりは予想以上に険しいものがあります。

 

 入園の時期でもありますが 卒園間近の時期でもあります。

5月の悲鳴 の話はご存知でしょうか

 

 

 

 

プリスクール選択の再考: 言語能力の深層に迫る

 

プリスクール教育の選択に際して、多くの家庭では基本的な英語能力や日常会話の習得に注目しがちですが、真にバイリンガル教育を目指す場合、子供たちが高度な言語能力を身に付けることが重要です。例えば、英語の上位音素の理解や、言葉の微妙なニュアンスを捉える能力は、単に語彙を増やすこと以上に重要です。

 

我が家の実績: 高度な言語感覚の育成

 

実際に我が家では、卒園時には子供が英語の上位音素を正確に理解し、"can"と"can't"の微妙な発音の違いを区別できるレベルに達していました。リダクションつまり 英語話せない親は

 "can"と"can't"の微妙な発音の違い の存在すらしらないことが大半です。 can't"  のtはリダクションといって ネイティブは消してしまうことがかなり多いのです。

 また "can"と"can't"  の a の音が 否定と肯定で区別するネイティブもいますが、全く区別しないネイティブもかなりおおいのです。 区別しないうえに tはリダクション

 つまり 早い話が どちらも全く同じ発音の人がいるのです。

それでも 肯定否定は区別できないと実際の会話はつらいものがあります。

 

このような高度な言語能力は、子供向けの英語番組を理解する上で不可欠であり、単に単語を覚えるだけでは達成できません。このレベルの言語感覚は、細やかな指導と日常生活での継続的な言語環境によってのみ育まれます。

 

 

英語の大人発音の習得

英語の大人の発音が習得できた幼児は 小学校の壁や崖などに左右されません。普通に年齢相応の番組をききとりたのしみます。

つまり そこで英語学習意欲とかなくても我々英語はなせない日本人が日本の漫画見てるのと同じですから 

  英語が好きだから とか そんな動機ではなく

 ただ 日本人が日本のアニメみてるのと同じですからそこには  動機という日本語はあてはまらなくなります。

 英語のモチベーションという語は範囲が広いので ここで日本語の動機 との齟齬がありますが。 英語を習得しなきゃ という 学習意欲という意味でのモチベーションは必要なくなります。 そうなると 小学校の壁 崖はそもそも存在しないことにあなります。

 

 

プロソディーの重要性と親の役割

 

特に、英語のプロソディー(抑揚、リズム、強弱など言葉の音響特性)の習得は、バイリンガル教育において重要な要素です。プロソディーを理解し、使いこなせるようになることは、言語の流暢さや自然さを大きく向上させます。しかし、このような高度な能力は、通常のプリスクールの教育環境だけでは習得が困難であり、家庭でのサポートと意識的な学習が不可欠です。

 

警告: プリスクール選択の見直し

 

このように、プリスクール選択を検討する際には、単に楽しい英語環境や基本的な言語スキルの習得を超え、子供が高度な言語能力を身に付けられるかどうかを考慮する必要があります。バイリンガル教育の真の目標は、言語の表面的な知識を超えた、深い理解と自然な使用能力の習得にあります。そのためには、家庭での継続的な努力と高い意識が求められます。プリスクール選択においては、これらの高度な言語能力の育成をサポートする環境が整っているかどうかを慎重に評価することが、子供のバイリンガル教育成功の鍵となります。

 

 

 

親御さんの誤った洞察

 

多くの親御さんが陥りがちな誤解は、「プリスクールで英語の基礎をしっかり学べば、その後も子供は自然と英語を維持し続けるだろう」というものです。

 それは文言上まちがいなく正しいのですが

プリスクールでの ネイティブ先生との会話が流暢にされている程度ことでは プリスクールで英語の基礎をしっかり学べているとは言い切れません!


 先程の 音素 プロソディーを習得してしまえば はっきりいいますが たまに映画を英語でみるぐらいでも英語力は維持ぐらいはします。


 好きだから 楽しいから 英語をみてるという宣言は、習得の動機があることや必要である証拠です。ここでその動機がない場合 一気に英語力はおちることでしょう。


  くりかえしますが プロソディーを習得したこともは

好きも嫌いもなく ただの 第2母語のいちづけになります。 ちょろちょろ英語をきいてるだけで 維持は自動的にできてしまいます。 

ただしプラスアルファぐらいはしないと伸びません

 

通常言語能力の維持と向上には、継続的な学習と実践の機会が必要であり、特にバイリンガル教育を目指す場合、家庭でのサポートと日常生活の中で英語を使う環境の整備が欠かせないという なかなかの頑張りが必要なレベルにしかならないのが 日本のプリスクールの 現実なのです。

 

英語を呼吸する空気のようなものとするのが重要。

英語の習得を、意識的な努力を要する学習活動ではなく、生命活動と同じく自然に行われるサブシステムとして機能させることが理想的です。呼吸という自然な生理活動を例にとれば、常に意識して呼吸を続けることは必要もありません。同様に、英語をサブシステムとして無意識のうちに習得し使いこなせるようになると、言語能力の向上は自然な結果として現れます。

我が家の実例では、子供が英語の語彙を意識的な学習意欲なしに増やし続けていることから、このアプローチの有効性が示されています。2歳から3歳の間に行われる言語のクラスタリングやコンボリューションは、意識と無意識の間を行き来する複雑なプロセスです。しかし、3歳半を過ぎても多くのプリスクールの子供たちがこのプロセスを完遂できていないことが問題です。

バイリンガル教育においては、言語を楽しむために外部からの動機づけを求めるのではなく、言語が自然と身につく環境を整えることが重要です。これにより、子供は言語を学ぶための意識的な努力を超えて、自然に言語能力を伸ばし続けることが可能となります。このアプローチは、言語学習のパラダイムを変え、真のバイリンガル能力の育成に寄与します。

 

プリスクールでの不完全な学習結果では まるで呼吸しなきゃ呼吸しなきゃという 意識をくりかえすような 英語習得をする必要があり。 3歳半という年齢をすぎてるにもかかわらず 英語が好きだからと含めて モチベーションの維持をしなければなりません。  我が子の例ではそんなモチベーションは無縁という位置づけを3歳半で いわば搭載 これを私は英語エンジンのインストールとよんでいました。

 そのレベルにしてくれるプリスクールは僕は見たことがないのです。 どこかにあるかもしれません。

 

 

 

これが 我が子のが英検2級受験勉強の姿です。これを勉強というのだろうか

 

 

 

さすがに準1級は こんなのではちょっときついな。

 

 

我が子が こんな感じなら 英検1とってたかもよ 12歳だけど