中国3日目、この日は世界最大の壁、ザ・グレイト・ウォール・オブ・チャイナこと万里の長城に登った。彼女は万里の長城を今回の旅行の一番の楽しみにしていたのだが、僕は急に行くことになったので、丹東に何があるのか全く予備知識なしに行った。その為、万里の長城と聞いて一生懸命に遠い昔中学生のころの社会科の授業を思い出したのだが、「世界一長いホニャララ」としか思い出せなくて、なんとなく「世界一長い橋」なんだと決め付けていた。おまけに武藤敬司とグレート・ムタと同じように、万里の長城とシルクロードは同じだと思っていたのである。
 
僕らが行った場所は、万里の長城の東端で「虎山長城」と呼ばれていて、それまでは別の所が東端だと思われていたのだが、専門家の学者らによる実地調査で1990年にここが東端だと認定された。このことにより万里の長城は一気に2500キロメートル近く記録を更新したのである。それを機会に700 メートル程の長城を修復し立派な観光地になった。20年前に修復されて甦ったばかりということで、最初は子ども騙しな感じかと思って期待していなかったが、なかなかどうして歴史ロマン溢れる長城だった。

バイリンガル幼児の動画日記-日本在住の純日本人でもバイリンガルになれそうです--万里の長城1

石で作られた蛇のようにうねった長い道が続いている。修復された箇所の頂上までは約700メートル。アップダウンがはげしく、時には梯子に近い階段を登らなくてはいけない。シンタロウとともちゃんは歩いている僕らの前を走って行ったりきたりして無駄な体力を使っている。「はしゃいでいると途中で疲れて動けなくなるよ」と言われたのに無視をした結果、案の定7分目くらいでともちゃんが疲れたと言い出した。普段は腰抜けチキン野郎のシンタロウだったが、ともちゃんの前だからか泣き言を言わずに登り続けている。それを見たともちゃんもママと一緒にゆっくりと後に続いた。

バイリンガル幼児の動画日記-日本在住の純日本人でもバイリンガルになれそうです--万里の長城2

そして出発から1時間あまり、とうとう長城の頂上に辿り着いた。そこからの景色はダジャレのひとつも言いたくなるくらい感慨深く、そして最後まで登りきったシンタロウの顔は誇らしげだった。(つづく)

バイリンガル幼児の動画日記-日本在住の純日本人でもバイリンガルになれそうです--万里の長城3

頂上でのシンタロウのインタビュー動画:




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