きれいな英語にこだわるな、とにかく伝えることが大切だ

今朝は元プロサッカー選手の今矢直城さんと会ってきました。今矢さんは、オーストラリアやスイスなどでプロサッカー選手として活躍して、引退した2年前から、子どもたちに英語でサッカーを教えるという新しいジャンルを開拓しようとしている方です。(今矢さんブログ： http://www.naocastle.com/blog/ )

僕がまだ東京にいる頃に、今矢さんが生徒を募集していて、当時2歳のシンタロウを連れて行こうとして問い合わせをしたのですが、さすがに2歳は無理ですと言われたものの、「せっかくなんで僕の誕生会に来ませんか？」と誘っていただいたのですが、都合がつかずに、その後はメールのやりとりをする関係でした。それが今回、広島にサッカースクールで来るとメールをもらって、いよいよお会いすることになりました。

今矢さんのブログを読めばわかりますが、海外でサッカー選手としてサバイバルしてきただけあって、強いハートを持っていて、それでいてとても純粋で前向きな好青年です。

今日話をして、僕と今矢さんが共通して思っていることは、日本人はコミュニケーション能力がとても低いということです。完璧に話そうとするあまり、自信が無いと黙ってしまう人が多いです。逆にヨーロッパの人達は、英語がほとんどしゃべれなくても、強引に身振り手振りでとにかく相手に言いたいことを伝えてしまいます。もちろん正しい英語で話せた方が良いですが、それよりも自分の伝えたいことを伝えようとすることが大切だと思います。実際に生き残れるのはこちらのタイプです。

日本の英語教育ですが、減点方式でミスが少ない方が評価されるテストばかりでは、自信が無いと黙ってしまう日本人が増えるだけな気がします。来年から小学校でも英語教育が始まりますが、伝えたいという気持ちを育てること、今の自分の英語力でどうすれば一番相手に伝えたいことが伝えられるかを考えてトライできる力を育ててあげて欲しいです。

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