日本語習得、はじめの一歩。
アメリカの現地校は、幼稚園の年長さんから、小学生になります。
となると、長~いアメリカの夏休み。
働くママには、頭痛の種。
子供をどこに預けようか、サマ―キャンプ?
自宅から車で20分程のところに、日系幼稚園が小学生用にもサマ―キャンプをはじめ、遅くまで見てくれることになったので、ここに入れていただきました。
その幼稚園では、「バイリンガル教育」をモット-としているため、英語オンリ―の娘も心良く、受け入れていただけました。
その夏にお習字やら、着物やら、竹馬やら・・・やさしい先生に囲まれて、十分日本の文化を吸収しました。
が!初日は、本人も私もドキドキしたものです。
自分が新しい学校に入学するかのごとく・・・・・
1日行って「もう日本語なんか嫌い!」といわれたらどうしよう・・・・
トイレに行きたい、も日本語で言えないんだろうな・・・・
何をしていいかわからないでうろうろしているかも・・・・
気を揉んで、長い1日のあとお迎えに行ったら、
「結構楽しかったよ」
「明日も行きたい?」「うん」
ほっ・・・・・
やさしい先生たちのおかげで、「日本語との出会い」の第一関門を突破したのです!
この年の子供は、先生に話しかけられたり「特別扱い」されるとうれしいものですが、日本の幼稚園の先生は、日本語がわからない娘を特に注意してみていてくれたらしく、それが嬉しかったようです。
この日が、娘のバイリンガル化、最初の日でした。