やはり読んだペーパーバックの感想は簡単にでもここに記録しないと気持ちが悪いので書いておきます。
ここからはネタバレになりますので、Time Traveler's Wife をこれから読んでみようかなぁという人、
または『きみが僕をみつけた日』のDVDをこれから見るぞ~という方は読まないでくださいね。
コチラを読んでからにね
- The Time Traveler’s Wife/Audrey Niffenegger
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ネタバレ
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まずねぇ、悲劇です。
タイムトラベラーの妻になってしまったら、もう辛過ぎます。
クレアは最後に「もう待つ人生を送らないで欲しい」というようなことを言われますが、
結局おばぁさんになるまでその日を待ってしまったわけでしょ?
しかも、もしじゃあ彼のことを忘れて新しい恋愛をしようと思ったとしても、どこかでタイムトリップしてきた彼が見ているかもしれないと感じたら…おちおちデートもできないでしょ。
おそろしい。
娘も不運にもパパと同じ宿命を持ってしまうけど、自分で行きたいところをコントロールできる能力があるっていうのが母クレアにとってもせめてもの救いです。
自分の旦那以上に、娘の安否は気になると思うし。
しかしたくさん泣ける箇所があるお話でした。
なかなか赤ちゃんを授かれないところとかね。
うちも結婚してすぐにでも子供が欲しかったけど3年待ったので、その間はせつない思いもしました。
物語の終盤にさしかかってくると、行く先が読者にも伝わってくるだけに、読み進むのが辛くなってきます。
ハッピーエンドではなくて、もう読みたくないんだけど、読み終えてすぐまた1ページ目へ戻ってしまいました。
ところどころ不可解なところもたくさんあるし、「あの時ヘンリーはどこに行ってたんだろう?」と彼を探してしまったり。
単語もけっこう難しくて、かなり飛ばし読みです。
わたしの語彙力も相当落ちていることが伺えます…orz
昔『シックスセンス』の映画を見に行った時のこと。
あまりにも映画の内容がショッキングで、数日頭から離れず、気がつくとその映画のことを考えている…という現象がわたしの中で起きました。お子ちゃまだったんですね。(今も!?)
今回の本もショッキングではないのだけど、それに似たものがありました。
次はようやく映画…といっても、DVDになったら観ようと思います!