天鳳とToSにハマる猫好き -3ページ目

天鳳とToSにハマる猫好き

Tree Of Saviorの事、オンライン麻雀天鳳がメインで美味しいものや、その他日常についても更新していきます

 

 

 

ルパン対ホームズ(著:モーリス・ルブラン)

ルパンシリーズなのよね、ホームズシリーズじゃなくて

 

第一話 金髪の女

第二話 ユダヤのランプ

 

と二部構成になってる。

 

第一話では神出鬼没のルパンの仲間、金髪の女が存在感ある

被害者たちがホームズに事件解決を依頼するが

ホームズを序盤からいきなり翻弄していくルパン

 

・・・まあ、ルパンの作者が書いているのだから、

ルパンのほうが一枚上手に描かれるよねw

(´∀`;)のー・・・

 

とは、少し思ったw

 

第二話でも事件解決に乗り出した初日に

シャーロック・ホームズ対アルセーヌ・ルパンの一騎打ち!

とルパンがポスターで煽る、煽るw

 

(´∀`;)のー・・・

 

怪盗だから基本隠れてなきゃいけないんだけど

 

ちょくちょく、ホームズの前に現れ、しかも正体バレているルパンw

 

大胆不敵すぎるw

(´∀`;)のー・・・

 

それぞれの話には

被害者の親子関係や夫婦関係が絡んでいたり

その辺のドラマも含めて面白かったかもしれん

 

建物の抜け道などのトリックがあったり

ルパンのもう一人の宿敵?ガニマール警部も登場したり

 

どちらが勝ったのか?

その辺はぜひ読んでみてほしいと思う。

 

そういえば最初の方のページに

 

ARSENE LUPIN CONTRE HERLOCK SHOLMES

 

※正確にはフランス語表記?で文字が少し違う

 

って書いてあって「ん?」ってなったんだけど

あとがきを読んで謎が解けた

 

要はこの作品、名探偵ホームズシリーズの作者である

アーサー・コナン・ドイル許可が出なかったため

少し名前を変えて

HERLOCK SHOLMES

にしたらしいw

 

エルロック・ショルメ(ス)

英国人なので英国風に読むなら

ハーロック・ショームズ

らしい

 

ただ、日本語訳にする時には結局慣習的に

シャーロック・ホームズ

になってるのだそうだが・・・。

 

また大正時代に日本向けに翻訳された時は

 

金髪の女金髪美人

ユダヤのランプ春日灯籠

アルセーヌ・ルパン有村龍雄

シャーロック・ホームズ堀田三郎

 

と訳されてたらしい

 

かすがwww

たつおwww

ほったwwww

 

。・゚・(ノ∀`)・゚・。アッヒャッヒャ

 

なんかルパンってアニメのルパン三世と意外とキャラ近いような気もする

恋多き男で、大胆不敵で、でもどこか義賊みたいな意識があって・・・。

 

まあ、そりゃ原作というか元になった作品はある程度参考にするよね

 

ルパンシリーズは後は確か「813」っていう作品を読んでなかったので

また図書館にあったら借りてこようと思う

 

 

~人に寄り添い、社会に貢献する、それが企業~

 

 

下町ロケット ヤタガラス(著:池井戸潤)

 

下町ロケットシリーズ、4作目

前作 下町ロケット ゴーストのその後、という感じ。

 

佃製作所が手を組むはずだったギアゴーストの方針変換

それに反対してギアゴーストを辞めた島津裕

涙ながらに佃製作所の社員たちに謝罪と報告をする島津に

 

驚いたことに、ひねくれ者の軽部までもが、目を潤ませて島津を見つめている。

根っこは良い奴らばかりだ

 

この良い奴らが集まっているのが

佃製作所の魅力なんだろうな、と思う。

 

無人農業ロボットって近未来なイメージがあって非現実的な印象だったけど

どうも実際に存在するらしく、

これ本当に農業の労働力不足の解決策になってるのだとしたら

すごいことだな・・・。

 

本作でカッコよかったシーンは島津の佃製作所入社シーン

 

「島津裕を超えるのは、島津裕しかいない」

佃はいった。

「であれば、島津裕に頼むしかないんじゃないか」

 

↑ここ、ベタだけど、何となく展開読めてたけど、それでも鳥肌立った。

゜+.(´∀` )ノ゜+.゜おおおおおお!!

 

ライバル会社となったギアゴースト、しかし佃製作所の特許がなければ

ピンチを脱することが出来ないという窮地に陥る

 

佃がギアゴースト社長の伊丹に投げかけた言葉

「(略)本当に大切なことは道具を使う人に寄り添うことだ。あんたたちにその思いはあるのか」

 

そしてこの言葉に素直に反省し

 

「佃さん、島津さんに伝えていただけませんか。オレが間違っていたと。すまなかったと」

 

 

元はと言えば伊丹が佃製作所を裏切ったことから

今作の物語は始まったんだけど

ちゃんと非を認めて謝れるのは、やっぱ

腐っても社長の器なんだろうなーと思った。

 

そしてライバル会社であるギアゴーストを救うと決めた帝国重工、財前の

 

「日本の農業を救う、という理念です。我々は、そのために無人農業ロボット事業を立ち上げました。相手がライバル会社のユーザーであれ、窮地に陥ってるものを見捨てることは理念に反します。ましてやウチは帝国重工です。帝国重工は、社会の模範でなくてはなりません。世の中のために、農業のために、救えるものであれば、手をさしのべる。そんな社会性こそ、我が社が担う責任であるはずです」

 

多くの方がご存知の通り、下町ロケットはTVドラマ化されているが

僕、観たことがない

けど、このセリフは・・・いや、帝国重工はカッコいいな、って思ったし

このシーンはきっとドラマ映えするだろうな、ドラマ版観たいなー

と思った。

 

下町ロケットシリーズって

働くって素晴らしいことだなあ

って思える作品である

 

僕自身もまた社会復帰に向けて

ぼちぼち出来ることを準備していこうと思っている。

 

 

アンの娘リラ(著:ルーシー・モード・モンゴメリ)

赤毛のアンシリーズも10作目

 

本来、これがシリーズ最終作だったっぽい

 

舞台は第1次世界対戦に突入し、

アンの息子たちが次々出征していく

 

これまでの「青春」「恋愛」「純真な子供たち」という世界観がガラッと変わり

戦争の重苦しい空気が終始漂っている

シリーズの中でも「異形」の作品と言える。

 

これまでの世界観が台無しになるくらいの重苦しさ

しかし、これまでのキラキラした生活が描かれていたからこそ

戦争の重苦しさ、しんどさがより一層伝わってくるとも言える

 

赤毛のアンがまさか戦争について考えさせられる作品になるなんて

この本を読むまで全く想像出来なかった

 

当初は皆、

 

「この戦争は何年間もかかりはしないよ━━━ひと月かふた月ですんでしまうさ。

英国はたちまちドイツを地図から抹殺してしまうだろうよ」

 

と、戦争を軽く考えていて

でもこれが三年、四年と続いていく。

 

物語はアンの娘「リラ」視点を中心に描かれていく

兄たちが次々志願して戦争に行ってしまったり

ひょんなことから戦争孤児の赤ん坊ジムスをアンやギルバートに頼らず

「自分の手で」育てることになったり

そして恋人も戦争へ・・・。

 

アンの長男、ジェムが兵役に志願した際

自分の家族がもしかしたら戦争で死ぬかもしれない、

けれど国のために出征するジェムの士気をくじいてはいけない

つらいけれども、笑って送り出さなければならない

でも母親アンの目は決して笑うことがない

 

そんな息の詰まるような苦しい情景が続く

 

また、この作品の最も大きな感動要素の一つは

大好きなジェムが家に戻ってくるのを駅で待ち続ける愛犬マンデイ

 

ジェムが汽車で出征するのを見届けた瞬間から家に帰らず

駅で待ち続けるマンデイ

汽車が入ってくるたびにホームへ一散に走って行き、ジェムが帰ってこなかったとわかると

しょんぼりと重い足取りで小屋へ戻り、がっかりした目で横になり、じっと次の汽車を待っている

 

ナンとダイとウォルターがレドモンドから帰ってきた時

マンデイは狂ったような喜び方で出迎えるが、ジェムはいなかった

その際のマンデイの心を

 

「ジェムがこないのはあんたのせいでないことを知っています━━がっかりしてすみませんね」

 

と描写してあったり

飼い主が戻ってこない、悲しさ、切なさが痛いほどわかる

(つ∀` )モフー

 

負傷し行方不明になったと思われていたジェムから無事家に電文が届き、

駅に帰ってきた時の

 

この駅長のそばを黒と黄色の縞が射るように通り過ぎた。

 

ここで、もうダメだった・・・泣いた、こんなん泣くわ

今見返しても泣く、猫派でも泣く。

 

。・゚・(ノ∀`)・゚・。

 

アンの子供たちや、牧師館の子供たちも成長し

恋愛もする中で戦争に翻弄され

リラも赤十字少女団の運営で悪戦苦闘したり

戦争に勝つことを祈り、願い信じ続ける家政婦スーザンの姿など

他にも見どころたくさんで

 

戦争に挑む国って兵役に強制で行くイメージがあった

兵役に行かないものを兵役忌避者、と非難する圧力みたいなものもあるけど、

「誰かが暴走を止めなければいけない」っていう使命感で

本人も家族も動かされているんだなという印象が残った

 

この作品、多分アンシリーズのファンにはもしかしたらあまり人気が無いかもしれん

けれど、僕自身印象に強く残った作品でした

 

 

バカとつき合うな(著:堀江貴文 西野亮廣)

を読みました

 

言葉は過激だけど

「バカな間違った常識・思い込み」で人生を台無しにされないための本、と言った感じ。

 

その中でも印象に残った部分が

「麻雀につながる部分があるもの」

だったので、そこを中心に紹介します

 

※一応元々は麻雀ブログであり、ゲームブログなのでw

 

P.50

無根拠な勘でブレーキを踏まないこと。

 

→以前、牌譜検討をして頂いた時に、

「見えない相手の手を読もうとして、自分の手の価値を正しく認識していない

(しかも読みが大体ハズレてる)」

というような指摘を頂いたことを思い出しました。

 

もちろん麻雀だけでなく、仕事や人生にも当てはまると思います

 

経験の積み重ねだけが、勘の鋭さを磨きます。

 

 

P.61

 

経験を繰り返すうちに、頭で考えなくても、勘で新しいものを選ぶことができるようになってる

 

→まさに麻雀界隈でよく言われる、「打数が正義」ってやつですね。

(最近、三麻多くて・・・四麻もっと打たないとなあ・・・。)

 

 

P。83

 

ひとつのことに1万時間をかければ、「100人にひとり」くらいの能力は得られる。

 

能力Aを得たあと、次に、能力Bに1万時間をかけて、その能力を得る。

そうして、能力Aと能力Bを同時に持つ人物となれば、

「100人にひとり」×「100人にひとり」で、「1万人にひとり」の人材になれる。

さらに能力Cを得れば、「100万人にひとり」の人材。

立派なレアカード人材のできあがりです。

 

僕自身の能力

 

(´∀` )のーん←独特の顔文字を生み出す能力

 

PCが多少得意(初級シスアド持ってる程度だが)

 

計算も多少得意(簿記3級はあまり活かせてないが)

 

ゲームプレイにエクセルを活用

(麻雀の成績管理とか、MMORPGのマーケット出品とか)

 

麻雀でイリュージョン打法という独特の鳴き戦術(最近は一旦封印してるが)

 

読書(最近は麻雀本じゃなくて普通の本。だいたい2週間で4冊ペース)

 

筋トレ(週6日、最近はゆるめだが・・・一応続けてる)

 

右脚が義足(ハンデだが、見方を変えれば常人にはない経験値)

 

血圧を210→127まで下げた(正確な数値忘れたが大体そのくらい)

 

 

他にもこれから

 

1万時間かけて新たな能力作っていけばいいし、

 

ただ、

どう掛け算するか、が難しいw

 

(一応このブログ自体が、一番の掛け算の結果である、とも言えるけど)

 

(´∀`;)のー・・・

 

本書では最後

悪いバカをやめて、いいバカになろう

という締めくくり方をしている

 

正直、自分自身は

「悪いバカ」要素が結構ある

そんな自覚がある。

 

まあ「バカは死ななきゃ治らない」ってのも少し思ってるけど

そんな中でも

 

「いいバカ」要素を少しでも出していけるかどうか、

少し意識してみたいと思う。

 

とりあえず、

 

麻雀もう少し打つかなw

 

(´∀`;)のー・・・

 

 

 

下町ロケット ゴースト(著:池井戸潤)

下町ロケットシリーズ三作目、読み終わりました

 

佃製作所は新たな事業、トランスミッションのバルブ作成に挑む。

ギアゴーストという下町のベンチャーでありながら

天才技術者、島津裕を抱える会社

 

その会社へのバルブ納品をライバル会社 大森バルブとのコンペで決めることになるのだが

佃製作所のバルブユニット開発リーダー軽部はめんどくさい男で

メンバーの立花に対して

 

「自分で考えろ」

「ガウディと向きあえ」

 

と突き放し、答えを教えるのではなく、自分で考えさせようとする

※ガウディは前作「下町ロケット ガウディ」で立花たちが開発した心臓の人工弁

 

けれど、その助言のおかげで立花は

「自分が向き合っているのは、バルブじゃなくてお客さん(ギアゴースト)」なんだと気づく。

 

その結果、あえてハイスペックなバルブを目指すのをやめて

素材の厳選、重量や燃費への影響、コスト

全部計算し尽くした上で、ギアゴーストのトランスミッションとのベストマッチを狙う

 

結果、天才島津「こういうの欲しかったんだよなあ、ありがとう」とまで言わせ、

採用されることになった。

 

佃製作所に採用が知らされると、あの軽部

 

「お前らと一緒に仕事できて、まあなんていうか━━楽しかったぜ」

 

と立花たちに声をかけたシーンがグッと来た

 

(つ∀` )モフー

 

また、

かつて反抗期で佃社長とあまり口を利かなかった娘利菜

ロケットの技術者として帝国重工に入社していたのが感慨深かった。

 

きっと一作目の最後、ロケット打ち上げを見に行ったのが

進路を決めるきっかけになったんだろうな

佃社長とも仲良く親子の会話が出来るようになっていて

 

「挫折したかもしれないけど、パパは立派な技術者だよ」

 

とまで言っていて、本当に良かった

 

(つ∀` )モフー

 

P.349の

 

「コンプライアンスを法令遵守と解釈して、法律だけ守ってればいいって考え方だな。だけどそういう会社が今は一般的なんだよな」

 

「法律以前に守るべきモラルや信義則があると思うんですけどね

 

このセリフは自分も肝に銘じたいし

全てのサラリーマンに再確認してほしいなと思った。

 

ラストのギアゴーストと袂を分かつ決断を報告しに来た島津さんの去る姿が、切ない余韻を残した。

 

他にもまたドロドロした訴訟があったり、

神谷弁護士「軍師的な活躍」も見られるので

その辺も楽しい

 

今回はある意味、佃製作所よりも

ギアゴーストが主役に近い感じもする。

 

 

シリーズ四作目、「下町ロケット ヤタガラス」では

あくまで続編という位置づけでは無い(?)ようなんだけど、

 

その後それぞれがどうなったか、が描かれているようなので

(それは実質・・・続編、なんじゃなかろうか?)

やはりまた、すぐ借りてきて読みたい。